Post:2009年07月31日

かるた競技で熱戦 全国高総文祭

かるた競技で熱戦 全国高総文祭(伊賀タウン情報YOU)

というわけで、三重県で行われている第33回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるたの部の記事です。パソコンからだと、大会の内容を動画で閲覧することも出来ます。

ちなみに、明日の決勝トーナメントに駒を進めたのは、

福島、静岡、群馬、宮崎、東京、徳島、青森、石川

の8チームだそうです。

競技かるたは男性と女性のどちらが強いのか?

競技かるたは、男性と女性が同じ土俵で戦える競技だ。クイーン戦や女流選手権は性別制限が設けられているが、基本的には男女一緒に大会が行われている。

では、男性と女性とではどちらが強いのでしょうか?

ということで、2008年に全日本かるた協会主催で行われた大会データ(名人戦、クイーン戦、選抜順位戦、女流を除く)から、男性と女性のデータを比較してみることにした。譲りによる勝敗は集計していません。

性別は名前の雰囲気から僕が勝手に判断しているので、正しい統計データではありません。また、なんとなく気になって調べただけで、集計方法に誤りがある可能性も大いに考えられるので、あくまでも参考程度にご覧ください。

条件に該当するデータを集計してみると、2008年の公認大会は43回行われ、延べ参加人数は2107人。異性対決は995試合行われていた。男性女性で比較してみるとこのようになった。

男性 女性
優勝回数 26回(60.5%) 17回(39.5%)
参加人数 1289人(61.2%) 818人(38.9%)
異性対決 543勝(54.6%) 452勝(45.4%)

A級の公認大会の優勝回数は男性の方が多いが、述べ参加人数自体も男性の方が多く、その割合は比例しているようだ。異性対決を見ると、若干男性の方が勝率が高いが、思ったほどの開きは見られなかった。

今回は2008年のデータのみを使用したので、多くのデータを使用すれば違う結果が出るのかもしれません。ただ、思っていた以上に男女の差が少なく、改めて競技かるたが男女問わず一緒に行える競技なのだなと再認識しました。