Post:2009年05月07日

ポイント還元に隠された罠

こんばんは、ポイントカードのポイントを使うタイミングを迷ってしまうHaRDです。

なぜ「20%ポイント還元」がなくならないのか?――行動経済学を知る(ITPro)

最近増えてきた『ポイントカード』に関する記事だが、なかなか興味深かった。記事では、20%ポイント還元の場合はどれくらいお得なのかがこのように説明してある。

例えば、5万円のデジタルカメラを「20%ポイント還元」で買うと、1万円分のポイントが付く。伝統的な経済学、というより算数で考えれば、5万円のデジカメと将来買う1万円分の商品と合わせて6万円分を5万円のお金で買うのだから、割引率は(6万円-5万円)÷6万円=16.7%になる。

あ!そう言われれば確かにそうだ!「20%ポイント還元」は「20%割引」と同じような印象を受けるが、そのポイントを消費するために使用する金額を考慮しなければいけないのかっ!

買い物を良くする人にとっては当たり前の事なのかもしれないが、今まで考えたことがなかった。ただ、これは理論上の数値であって、商品購入時にポイントが付与が関係ない金額分(1円~10円単位)だけをポイントを使用して購入するようにすれば、ポイント還元率と割引率の差が縮まりますね。でも、あまり現実的ではないので、今回はその事は考えないことにします。

良い機会なので、「ポイント還元率」の数値を「割引率」に変換した場合にどのようになるかを計算してみた。計算式は、中学レベルの数学で算出できると思います。ポイント還元率を x [%] とすると、求める割引率 y [%] は、

y = 100x ÷ (x + 100)

となるはずです。例えば、ポイント還元率が20%のときの割引率を求めるためにこの計算式に当てはめると、2000 / 120 = 16.7 [%] となり、上で紹介している記事と同じ数値が出てきました。

同じように、他のポイント還元率でも同じように数値を求めてみると……

ポイント還元率 → 割引率

  • 3% → 2.9%
  • 5% → 4.8%
  • 10% → 9.1%
  • 15% → 13.0%
  • 20% → 16.7%
  • 30% → 23.1%
  • 40% → 28.6%
  • 50% → 33.3%

ポイント還元率10%以下だと、それほど割引率との差異は感じられませんが、10%を超えてくるとだんだんと数値に開きが出てきますね。今度からポイント還元商品を買うときには、電卓で計算してから買うようにしようかな(笑)

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