主張のマナー
昨日の宗像大会では、良い試合が見れた一方で、なんだかなぁ……と感じるような試合もあった。
あるA級選手同士の試合でのことだった。一方の選手がやたらと威圧するような大声で主張している。何かと思って視線を向けると、立ち上がって見下すような形で相手選手に対して主張をしていた。相手の選手は座ったままの姿勢で大声を上げることなく主張をしていたようだったが、それをことごとく否定するような反論をしていた。しかも、その内容のほとんどが状況を説明するような内容ではなく、自分が取ったことを大声で叫んでいるだけのように思えた。
そして、ようやく腰を下ろして、座って主張をするのかと思いきや、ひざを付いて伸び上がるような体勢で相手を見下ろすように主張を続けていた。見ていて非常に気分が悪かったです。年齢も競技暦も、相手選手より遥かに上なのに、大人気ないというか……マナーがなっていませんね。
そのときの主張が、どちらが正しかったのかは知りません。ただ、相手がどんなに納得できない主張をしてきた場合でも、まずはお互いに正対して座った状態で主張をすべきだと思います。あれじゃあ、威圧して無理やり勝ち取っているようにしか見えません。相手が、自分よりも年上や名の知れた選手の場合でも、同じような行動・主張をすることができるのかが甚だ疑問ですね。
僕は、主張をするときには、「いかに相手の事を信用するか」という事が非常に大事だと思っています。基本的に、審判が見ていない状態で競技を行うかるたでは、お互いの判断によって試合が進行していきます。だから、一方が大嘘つきで、反論したら「殺すぞ!」と脅してくるような相手であれば、どんなに強くても勝つことは不可能です(……ありえない話だけど)。
そういった特異性を持つ競技なので、お互いを信用していなくては競技自体が成り立たなくなってしまいます。だから、まずは相手の判断が正しいと言う前提で試合を進行し、自分の判断と食い違っている場合に主張を行い、自分と相手の判断がどのように違っていて、どちらが正しいのかを民主的に話し合いで決定する。これが、本来あるべき主張の形だと思っています。
みんなには、自分に有利な結果になる「強い主張」ではなく、真に正しい判断を行うことが出来る「上手い主張」を身に付けて欲しいですね。無理やり勝ち取る主張なんて、美しくないから嫌いです。
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