競技かるたアニメ『ちはやふる2』第11話感想

ちはやふる2 | 日テレオンデマンド

今回の話は、コミックス13巻の69話、70話の途中までに相当するお話でした。マンガの感想は過去記事をご覧ください(第69話、第70話)。

では、競技かるたアニメ『ちはやふる2』の感想を、ネタバレありで書いていきます。

第十一首「さしもしらじな もゆるおもひを」

ストーリー|ちはやふる2|日本テレビ

迎えた全国大会決勝トーナメント1回戦。「机君抜きのオーダーでいい」肉まん君から発せられた予想外の言葉。机くんのノートを見た千早は予選のままのスタメンで行くことを決める。対戦相手は京都代表翔耀高校。選手でいること、常に戦い続ける気持ちを持つことの大切さ、肉まん君と机君二人の想いは―

『かく』の取札

決勝トーナメント1回戦の結果

基本的には原作と内容が同じだったので、改めて書くことが無さそうだなと思っていたのですが……ありました。

ホワイトボードに書かれたトーナメント表で、原作ではどちらが勝ったかということしか判断出来ませんでしたが、アニメでは勝利数が書かれていました。

「明石第一女子高校 vs 南阿蘇高校」は4勝1敗で明石第一女子高校の勝利、「翔耀高校 vs 瑞沢高校」は3勝2敗で瑞沢高校の勝利のようです。南阿蘇高校は全く描かれていないので分かりませんが、瑞沢高校は誰が勝って誰が負けたのでしょうか……

恐らく、「千早」「太一」「肉まんくん」の3人だと思います。もし、机くんの言葉がなかったら、試合中に焦りとプレッシャーに押しつぶされて負けてしまい、チームも2勝3敗で負けていたかもしれません。

机くんのようなデータかるたは実際に有効か?

今回は机くんが影で活躍する姿が表現されていましたが、相手の特徴が分かった上で試合が出来るのは良し悪しだと思います。

実際に対戦相手の特徴が分かっても、すぐに試合で活かすのはなかなか難しいですし、あまり気にし過ぎると試合自体の集中力が低下してしまうという恐れがあります。だから、僕の周りでは「今から対戦する選手のこと教えようか?」と言っても、断って無心で戦いたがる高校生も結構多いです。

団体戦の並び順

ただ、団体戦の並び順については重要です。特に、A級2人、B級1人、C級2人と戦力にばらつきのある瑞沢高校にとっては、誰が誰と当たるのかは勝敗に大きく左右されます。

だから、それまでの試合でどのように並んでいたのかをチェックし、次にどのように並ぶのか予想するのですが、並び方にも色々と考え方があるわけです。例えば、このような感じです。

  1. 自分たちがやりやすい並び方
  2. 相手チームの並びを予想して並ぶ
  3. 次の試合の対戦相手に予想されづらく並ぶ
  4. ジャンケン等のランダム

この4種類に限定されるわけではなく、真ん中に座る人だけを予想して、残りの4人はやりやすいように並ぶなど、色々なバリエーションがあります。

団体戦が上手くてどの並びでも全力で戦える場合は、上記の(2)(3)(4)のどの並び方でも対応出来るという強みがありますね。瑞沢高校は(2)の戦法で戦いに来たわけですが、もし相手が(2)(3)(4)のどれかの戦法で並んできたら当てが外れる可能性が高くなるというわけです。

結果としては、明石第一女子高校は(1)、もしくは(3)の戦法を採用したことで、予想通りの当たりとなってしまいました。

ちなみに、実際の高校選手権でもこのように同じ並び方で勝ち進む高校がいて、「次はどのように並ぶのかなー」と楽しんでいたことがありました(笑)

感想まとめ

試合に出ていない人も、引率する先生も、大会を運営してくれる人たちも、応援してくれる人たちも、みんなが一生懸命な思いで支えてくれているからこそ、選手たちが思いっきり大会で全力を尽すことが出来るわけです。

今回は、それを感じ取れる回だったなと思いました。特に机くん、グッジョブ!

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4 Comments

  1. 競技者視点が興味深く、いつも楽しく拝見しています。机君ほんとにGJでしたね。
    ところで今回、読手の方の読みが少しゆっくりでダラッとして聞こえました。クランチロールの公式配信で見ているちはやファンの外人さん達のコメントにも「良くなかった」とありました。
    プロの読手さんじゃないから仕方ありませんが、もしかすると決勝戦でキョコタンこと山城今日子選任読手が登場するので、わざとあまり上手じゃない人を起用したのかもと想像しています。

  2. 競技者として読みを聞くと、読み間違えや単語の区切り方で不自然なところはなく、特に気になりませんでした。
    声質は好みの問題なのかなと思います。

  3. クレジットをみると読手役はコミックス20巻で紹介されていた
    アニメ版の監修担当の早稲田大学かるた会のA級選手の「ナベちゃん」でした。
    須藤さん役の声優さんとか、読み方を指導している人だと思うので、
    かるた界で読みの上手さは評価されている人なんじゃないでしょうか?

    このエピソードのサブタイトルで
    「さしもしらじな もゆるおもひを」
    が使われるとは予想してませんでした。
    個人戦B級決勝だと思っていたので……。
    菫ちゃん、報われませんね(笑)。
    私は読者目線に近いキャラとして好きですが。

  4. ティコさんへ

    渡辺さんは女性ですし、何度も読手役で登場されていて、ちょっと硬質な気合い十分な声は、私も試合感が出てて大好きなんです。
    今回、私や外人さんが気になったのは、翔耀戦の時の男性読手さんです。同じく早稲田かるた会の方ですが、選手として聞いた場合でも問題ないとの事でしたので、やはり好みの問題だったんだろうなぁと。

    サブタイトルですが、私はいつも情報収集や後輩に経験を積ませたりと情熱的というより冷静で戦略的、一歩引いて見える机君の心の中にひそむ「端沢を日本一にしてみせる」という熱い想いにスポットが当たった回なので「さしもしらじな」はピッタリだと思いました。
    コミック14巻の「僕を助けるのは僕のデータ。みんなのことも助ける。かならず」という机君の想いは私の号泣ポイントです(笑)。来週の放送が待ち遠しい。

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