競技かるたマンガ『まんてん・いろは小町』のコミックスを購入

このブログで、競技かるたマンガ『まんてん・いろは小町(作:小坂まりこ)』のコミックスが発売される話題をお伝えしましたが(2008-06-06 競技かるたマンガ『まんてん・いろは小町』が、7月1日にコミックス発売決定)、今日コミックスを買ってきました。ちゃおコミックスを買うのなんて初めてだな。『ちゃお』の綴りは『CIAO』なのか……初めて知ったぞ。

コミックスの内容は、タイトルにもなっている『まんてん・いろは小町』の全3話と読みきりマンガ3作品から構成されています。あと、ちょこちょこっとおまけマンガなどがありますが、雑誌に掲載されていた競技かるたの簡単なルール説明ページは、どうやら省かれてしまっているようです。うーん……残念。

以前、第1話の感想は書いたのですが(2008-02-01 競技かるたマンガ『まんてんいろは小町』第1話感想)、第2,3話は雑誌で読むことがなかったので、今からネタバレありで感想記事を書いていこうかと思います。

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まず、第2話の感想から。えーっと……いきなり、クイーン位東日本予選の試合かよ!いやいや、クイーン位予選はA級選手じゃないと出られませんからっ!しかも、普通は西日本予選と同じ日に行われますからっ!簡単に優勝できちゃうほど甘くはありませんからっ!

で、和歌の想いを感じるということで、『鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける』の歌が読まれたときにその情景が見えるわけですが……何で、かささぎの姿が見えるんだろう?この歌の意味は、七夕に関係がある歌だということを以前書いたように(2006-07-07 七夕と小倉百人一首)、かささぎそのものが登場しているわけではないんですよね。だから、家持がかささぎとじゃれ合うシーンではなく、天の川の情景を描いて欲しかったです。

勝利した瞬間に、審判が勝者の名前を告げることはありませんからっ!小朝は勝利した後きちんと礼をしなきゃダメですからっ!

続いて第3話の感想。実際に近江神宮に取材に行っただけのことはあり、建物や会場はしっかりと描かれているようです。名人位・クイーン位戦で登場する、配置をみんなに見えるようにするための大きなパネルや、特別に競技線の部分の色が変わっている畳が描かれていますね。

ただ、札はどうやら大石天狗堂製の札ではないようですね。『いまこ』の札を見れば分かります。(少なくとも最近の)大石天狗堂製の場合は、『ありあけの / つきをまち / いてつるかな』という左側が詰まった取り札になっているはずですが、ここで使われている札は『ありあけの / つきをまちい / てつるかな』と真ん中が詰まった取り札になっていますね。コミックスの裏表紙の写真も、札の左下に番号や記号が書いていないので、大石天狗堂製の札ではなさそうです。

で、運命戦になってお互いに上段中央に札を置きますか(汗)普通はこんなことやらないよね。で、また審判が勝利を宣告してるし。

とまぁ、競技かるたの観点から見ればツッコミどころが結構ありますが、少女マンガ雑誌で最も売れている『ちゃお』で、競技かるたをテーマとしたマンガが連載されたことは嬉しいですね。これを読んだ女の子たちが、「私も競技かるたやってみたい!」という想いを抱いてくれれば最高ですね。

4 Comments

  1. 管理人さんのツッコミがおかしくて笑ってしまいました!私も娘のちゃおを読ませてもらいました。もちろん、管理人さんほど細かい箇所に気付きませんでしたが、その通りですね(笑)それでも人気のちゃおに自分たちがしている競技かるたのマンガが連載されて…子どもたちは喜んでいました!

  2. まず、私は、あっ…こんなマンガやってて、それも現在進行形で出ているとえっ…すごい嬉しいんですけど…みたいな気持ちになれますね。

  3. おぉ~♪発売されましたか★小町!(と私は呼んでいます)
    ちなみに…私はまんてんいろは小町で「競技かるた」の存在を知りましたw
    まあキッカケはまた別だったりするんですが。
    ちなみに札はやはり大石天狗堂のものではないようですね。裏に紅葉の模様が書いてないので…。
    札を中央に置いたのは見やすくするためでしょうか?うーん。
    あ、あと、かささぎの~が表してる「かささぎの渡せる橋」は天の川にみたてた宮中の橋だそうですので、橋が描かれているのは正しいのでは?でもまあかささぎは関係ないですね。

  4. ちなみに、僕はTSUTAYAで平積みにしてあった最後の1冊を購入しました。
    競技かるたの普及のためには、買わずにそのまま平積みにしておいた方が良かったかなぁ……汗

    >札を中央に置いたのは見やすくするためでしょうか?
    理由は、そうしておくのが描きやすいというマンガの都合でしょう(笑)
    運命戦で上段中央に置くと、自陣の札を取りに行きながら相手陣を攻めることが出来るメリットなどがありますが、それ以上に相手から自陣の札まで距離が短くなってしまうというデメリットの方が大きいような気がします。

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