Post:2008年07月26日

第30回高校選手権観戦記4【団体戦前日編】

順番が逆になりましたが、団体戦前日のことを少し書いておこうと思います。そのときの様子を携帯から更新しようと思っていましたが、あまりそんな余裕がありませんでしたしね。

団体戦前日は、博多までJRで移動、京都まで新幹線、駅から徒歩数分の旅館に移動という日程だった。車内の移動中には、生徒たちの札の配置のチェックをして時間をつぶしていました。時間がかかるから全然進まなかったけどね(涙)出来れば、今週中に紙をもらった人数分くらいは完了させておきたいです。

旅館に着いてからは、明日に向けての練習が始まった。で、僕も2試合やりました。

  • 対B級 ×9 お手4(左手)
  • 対B級 ○6 お手3

一試合目は、手加減をしたわけではなかったのだが、みんながどのような試合をしているか、体調が悪い子はいないか、調子はどうなのか、といった面が気になってしまい、自分の試合にあまり集中できませんでした。頑張って終盤粘ろうと思ったけど、あっさり押し切られちゃいました。

二試合目は、右手で試合をしてみた。試合前に「僕はどっちの手で試合をした方が良い?」と尋ねると、「どちらでも良いですよ……」と、ちょっと困ったような遠慮するような様子だったけど、「怪我をしていない左手か、怪我をしているけど速い右手、どちらか選んでよ」と言うと、「右手でお願いします!」と言われた。どうやら、彼の中では僕にボロ負けした次の日に準優勝した思い出が未だに強く残っているらしかった(2007-06-09 札よ飛べっ!

試合が始まると、序盤からノリノリの僕が束勝ちペースで試合を運んだ。一瞬、「さすがに前日に勝ちすぎるとマズイか……?」という思いが浮かんだが、彼の性格上、僕に勝つよりも負けることの方が明日のためにつながると思い、束勝ちしてやろうと思って試合を続けた。最近、ずっと負けっぱなしでリベンジしたかったしね(笑)

結局、中盤以降は相手に連取されるシーンが多くなり、束勝ちすることは出来なかったが、予想通り負けて落ち込むということは全くないようだった。そして、高校選手権団体戦本番でも2戦2勝と、しっかりと勝ってくれました。

その後、みんな集合してのアドバイスでは、「今回の大会では、色んな審判がいます。中には、みんなが信じてやってきたことを、完全に否定するようなことを言ってくる審判もいるでしょう。しかし、そのときに審判に対して敵意を持ったりイライラしたりしてはいけません。『今はそのようにしなければいけないんだ』と審判が言っていることを受け止めて気持ちを切り替え、心を乱さずにしっかりと自分自身の試合に集中してください」というようなことを言った。生徒たちがこれを実践できたかどうかはさておき、このことはしっかりとみんなに言っておいて正解だったかな。まぁ、選手ではない僕は、一部の審判に対して敵意剥き出しでイライラしっぱなしでしたが(笑)

練習が終わってしばらくして、抽選会に行ってきた先生や生徒が帰ってきたのだが、ミーティングの時間まで秘密と言うことで、すぐには抽選結果を教えてくれませんでした。そこで、全国に出場している他校生にメールで聞いてみると、『静岡東と暁星のブロック』という事が分かった。なるほど……だから、こっそりでも教えてくれなかったのか(笑)

ミーティングで、選手たちに対戦の組み合わせが告げられると、厳しい相手ばかりのブロックに入ってしまったという悲壮感よりも、むしろ「どうせ優勝するんなら、強い相手は先に倒しとかなきゃね」的な雰囲気の選手が多いように思えた。まぁ、団体戦メンバーそれぞれのホントの気持ちまでは分かりませんが。明日は、団体戦に出場するメンバーたちだけではなく、生徒全員がそれぞれの役割をしっかりとこなし、みんなの力で頑張ろうね。そんな気持ちを抱きつつ眠りについたのでありました。

<つづく>

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第30回高校選手権観戦記3【団体戦決勝リーグ編】

うちのチームは、3チームが戦うIブロックで1,2試合目を連敗してしまったのでこの時点で敗戦決定。明日の個人戦に備えて、旅館へと帰ることになりました。しかし、僕はいくつか確認しておきたいこと等があったので、ひとり会場に残って試合を見ることにしてみました。

そして、会場の外でとある選手と話しているときに、「試合中に怪我をしたんですよ!」という話になったので利き手である右手の指を見ていると……指が紫色になって腫れ上がっているじゃないかー!!僕が約4ヵ月前に右手中指を怪我したとき(2008-03-20 色んな意味でボロボロな試合だった)と同じような症状だった。しかし、その子はそんな状態であっても右手で試合をしていたので、「湿布を巻いて試合をした方が良いんじゃ……あ!僕は湿布を持ち歩いているから、それをあげるよ」と勧めたのだが、「試合が終わった後で」と、湿布を巻いて試合をするという提案は却下されてしまった。

僕は準々決勝が行われている途中で旅館に帰ることにしたので、共通の知り合いに湿布を渡すように頼んでから帰った。その後、病院に行ったらしいが……早く怪我が良くなりますようにっ!

旅館に帰って夕飯を食べていると、団体戦結果の情報のメールが届いた。僕は結果を見て驚いた。単に優勝校の力を甘く見ていたと言うわけではなく、様々な理由から驚きました。

優勝

暁星(東京)

準優勝

富士(静岡)

3位

膳所(滋賀)

4位

前橋(群馬)

1年生主体のチームである暁星高校が優勝……来年、再来年が恐ろしいですな。2年前に準優勝したときとは全く様相の違った団体戦(※準々決勝以降は見ていないけど、それまでの試合を見ての感想)を行っての優勝でした。優勝おめでとうございます!

<つづく>

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第30回高校選手権観戦記2【団体戦編】

「真っ赤な誓いーーー!」

すみません、とりあえず叫んでみました(笑)Iブロックの鹿本、静岡東、暁星の3校はユニフォームの色が全部赤!では、今日の試合の感想を書いていきます。

vs暁星戦

お互いに並んで札を分け終わった瞬間、僕は「しまった!」と思った。ここは関西……九州と違って、「札を分けた後は、審判の号令があるまで札を表にしてはいけない」というルールがないんだった!相手が次々と札を並べている姿に気が付き、周りを確認した後に札を並べ始めた生徒を見ながら、「ごめん、言い忘れていた!」と心の中で呟いた。

試合が始まって、まず気が付いたのは、相手チームの礼の長さだった。うちの生徒たちは、かなり礼を長くしている子達ばかりなのだが、それよりも明らかに長い。5秒くらい低頭しているんじゃないかな……ちょっと焦りました。

そして、試合の雰囲気は、2年前に準優勝したときとかなり違っていました。声かけは隣に軽く話しかける程度で、それでいて要所でのみビシッっと声を出す……そんな感じに思えました。メンバーの大半が1年生になったことで、団体戦のスタイル自体も変わったんでしょうね。

試合内容は……今日はちょっと書くのをやめておきます。後日にでもまた書きます。ただ、「悪い内容の試合をしたやつなんて一人もいない!みんな主役になれたぞ!」とだけ言っておきます。結果は「1-4」で負けてしまいました。

vs静岡東戦

この試合でも……純粋な試合以外で思うところはいろいろとありましたが、今日のところは書かないでおきます。生徒たちはよく頑張ってくれたと思いますよ。相手の勝ち星が増えていく中で、「もう自分たちが勝ち上がる可能性がない!」と分かった瞬間もあったでしょう。だけれども、しっかりと最後まで自分の試合をしてくれて嬉しかったです。結果は「2-3」で負けでした。

試合を見ていると、自然と涙が出てきてしまった。負けて悔しいからではない。今のメンバーでの君たちの団体戦をもう見ることができない……そう思うだけで涙が止まらなかった。まだ、明日も試合があるから「お疲れ様」なんてセリフはまだ早いよね。だけど、これだけは言わせてください。今までみんなで頑張って築き上げてきた団体戦。それをこの近江の舞台で見せていただきありがとうございました!

ちなみに、僕は準々決勝の途中で会場を跡にしたので結果は知りません。さて、今年はどこが優勝するのでしょうか!?

<つづく>

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