第30回鹿児島大会後日談

鹿児島大会では、僕は早々に負けてしまったので四試合目までゆっくり観戦したあと、試合に負けた生徒や卒業生たちと一緒に先に帰りました。なので、最後まで生徒たちの雄姿を見届けることが出来なかったのですが、結構活躍してくれたみたいで嬉しかったです。

B級優勝、C級優勝をはじめ、入賞したみんなおめでとー♪個別にお祝いメール送ってないから、元気だったらあとから送ります(笑)また、B級の選手たちもあっさり一、二回戦で負ける子が少なくなってきたなという印象でした。

では、せっかくなのでB級優勝した子についての思い出話を少々……

彼が入部したときは、既にかるたの決まり字やルールを把握している状態だったので、明らかに周りの選手よりも力が上でした。しかし、試合の様子を見ていると、その余裕からなのか一生懸命さが感じ取られない部分もあり、「同じ代の選手に負けてからが勝負だな」と感じました。

入部後初の公認大会となる宗像大会D級で、彼は昇段戦まで負けてしまいます。そして、それ以降も入賞することが出来ずに、とうとう一年生のうちに昇段することは叶いませんでした。自分が昇段できない中、同級生たちは次々と昇段していき、負ける試合も増えていきました。腐らないかと心配したけれど、黙々と練習を続けた結果、二年生になっての最初の大会でD級優勝してホッとしました。

そして、それから半年後にはC級入賞してB級入り。これで随分と溜飲が下がったんじゃないかと思います。

で、年が開けてふと彼の試合を見てみると、「あれ?なんかすごく強くなってないか?」と気が付いて焦りました。夏休み以降に一度も試合をしていなかったこともあり、他のB級選手たちに紛れて目立たなかったのですが、いつの間にか取りが飛躍的に向上していました。高校生ってやっぱり短い期間で急成長しちゃうんですね。

でもそれは、周りの生徒が部活中にだらけていたりおしゃべりしたりしていてもお構いなしに、黙々と札を払い続けてきた結果が表れただけだと思います。C級になってから一年も経たないうちにA級になれたのは、才能とか運とかそんなんじゃなくて、苦しい中でも練習し続けてきた努力の結果だと思います。

勝手に色々と書いちゃってごめんなさい(汗)でも、こうやってベタ褒めしちゃうと、僕が彼のことばかりを評価しているように取られてしまうかもしれませんが、そんなことは全然ないからご安心を(笑)生徒たち一人ひとりが努力している姿はたくさん見てきているので、いつその芽が開花するかを楽しみに心待ちしています。

競技かるたをやっていると、色んな楽しいことや辛いことがあるんだけれど、最高に楽しいことは努力をしている人にしか訪れないと思います。だから、限りある与えられた時間を有効活用して、最大限に努力してもらえればなと思います。そういう奴らには、僕も最大限協力するんで。

長くなってしまったけど、改めてまして……おめでとうございますっ!

2 Comments

  1. 記述の通りですね。
    まさに「努力は自分を裏切らない」の、見本(手本)です。

    試合後の彼と電話しているうちに、思わず泣いてしまいました。
    その後、彼の関係者に電話攻勢!
    この結果に満足することなく、更なる進化に期待しています。

    C級優勝の生徒も、地味ですが、「こつこつと努力してきた部員」です。
    彼女とも電話で話しました。やはりうれし涙が・・・・・。

    部全体が、上り調子になってきたのは実によいこと!
    この勢いに「みんな乗っかれ」・・・・。

  2. 読んで、ジーンときました。。。
    先生・コーチにこんなに思われて。。
    生徒さんたちは、本当に幸せですね!

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