「いまこ」の札の秘密
9月になってもう一週間経ったわけですが、旧暦9月は「長月」と呼ばれていた。百人一首では、「長月」が含まれているこんな歌があります。
今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
素性法師が詠んだ歌ですが、下の句が16文字になっているという困った歌です。というのも、競技かるたで使う札の文字レイアウトは基本的に3列×5行の計15文字を想定して作られているため、16文字だとあふれてしまうわけです。で、札の制作会社がこれにどのように対応しているかというと、
- 真ん中の列を「つきをまちい」と6文字にして詰める
- 左側の列を「いてつるかな」と6文字にして詰める
- 左側の列を「いつるかな」として、「て」の文字を省略する
- 左側の列を「てつるかな」として、「い」の文字を省略する
僕が実際に見たことがある札では、この4パターンが存在するようです。もし、これ以外のパターンが存在していたらご連絡ください。
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