高校選手権での不満3【選手と外部の係わり合い】

これは、別に高校選手権に対する不満ではないのだがついでに書いておきます。あるチームの団体戦を見ているときのことだった。5番目の選手が、4番目の選手に何かを手渡していた。よく見てみると、それはいくつかの濡れタオルだった。4番目の選手は自分の分をひとつ確保すると残りを3番目の選手へと渡した。

僕はそれを見て、「なるほど……そういう手もあるのか!」と感心した。確かに、このような行為を禁止するような規定は全く明記されていませんからね。暑い中、選手たちにしっかりと集中してやってもらうために考え出された良い作戦だなと思いました。

しかし、気になったのがその濡れタオルの出所だ。次の試合で濡れタオルをチェックしてみると、試合の初めには競技場所のどこにも置かれていなかった。しかし、中盤に差し掛かった頃、そのチームと同じ高校の生徒が濡れタオルをそっと5番目に座っている選手の近くへと置いた。なるほど……そういうことだったのか!試合中に外部から渡されていたのか!

ちなみに、この行為に関しては審判から何もお咎めがありませんでした。まぁ、競技規程に何もかかれていないんだから、注意する方がおかしいと思うんだけどね。だけど、ふと思ったのが、「外部と競技者の間で物の受け渡すことは、どこまで許されるのだろう?」ということだった。

今回、濡れタオルについては審判からの注意はなかった(もしくは見て見ぬフリをした)のだが、例えば「試合のアドバイスや、札合わせについてのメモ紙」が渡された場合はどうでしょうか?多分、注意を受けちゃうよね。同じように競技規程に明記されていない行為だというのに、その場にいる審判の主観的判断で処理されちゃうわけです。競技規程が曖昧すぎるって、やっぱり嫌だなー。以前、試合中に周り置いて良いものを考えてみたのだが(2008-05-03 競技かるたの試合中に周りに置いて良いもの)、これと同じように選手と外部で受け渡しについてもルールで決めておいた方が良いのかもね。

まとめ

  • やはり、競技規程が曖昧で少なすぎるのが問題だ
  • 競技規程の不足分は、高校選手権独自のルールとして補って欲しい
  • 競技規程に明記されていないことが行われた場合、いきなり審判が注意すべきではないと思う
  • 試合中に濡れタオルを渡すってナイス作戦だよね。だけど、同じ事を他の大会でやって許されるかどうかは不明

2 Comments

  1. 大貧民みたいにローカルルールやマナーが根付いてるから、もう一度全国規模でマナーやルールを見直して欲しいですね。

    毎回審判のさじ加減でルールやマナーが変わるのもどうかと思いました。

    でないと、高校最後の夏を外部によって満足できなかったって高校が今後増えて来るかも(言い過ぎかな)

  2. >もう一度全国規模でマナーやルールを見直して欲しいですね。
    ルールに関しては、今年からようやく改正された競技規程が適用されます。
    僕は新しい競技規程をまだ見たことはないのですが、どうせ大幅には変わっていないのでしょうね。
    おそらく、(ただ単に競技年数が長かったり、強かったりするだけで全然偉くもなんともない)お偉いさんあたりが、色々といちゃもんをつけて競技規程が大幅に変更されるのを阻害しているであろうことが容易に想像できます。
    「うちにはそんなルールないから認めない」とか言ってる気がします。
    見直したいけど、全日協レベルでは話がうまくまとまりそうにないから、先に高校選手権レベルでルールの差異を洗い出した方が良いかもしれません。

    >でないと、高校最後の夏を外部によって満足できなかったって高校が今後増えて来るかも(言い過ぎかな)
    全然言いすぎではないと思う。
    最近、「畳を叩くな」「礼をしっかりしよう」という取り組みが行われており、以前よりもさらに審判が厳しくなっています。
    しかし、審判自身の注意の仕方を見ると、それこそ全く礼を重んじていないわけです。
    「お前なんかに注意されたくねーよ!」
    という不快な気持ちになってしまう生徒は、今のままだと増え続ける一方でしょうね。

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