第31回高校選手権観戦記3【団体戦組み合わせ編】

家に帰ってきたので、ゆっくりと感想記事を書いていこうと思います。まずは、34校でのリーグ戦のやり方を紹介します。

  • 抽選は、前年度1~4位となったシード校(県)及び、同一都道府県校が同じブロックにならないことを原則とし、シード校(県)つぎに2校出場県よりクジを引き、その後、北より予選抽選を行った後、本抽選を行います。
  • リーグ戦A~Iブロックは、1回戦は(1)と(2)および(3)と(4)、2回戦は(1)と(3)および(2)と(4)、3回戦は(1)と(4)および(2)と(3)の各校により競技を行います。H・Iブロックは、1回戦は(1)と(2)、2回戦は(1)と(3)、3回戦は(2)と(3)の組み合わせで競技を行います。
  • 決勝トーナメントに進出できるのは、各ブロックの1位校です。

そして、予選リーグが終わった後の再抽選は行われず、トーナメントの左から順にA~Iが順番に並び、H・Iブロックのみが決勝トーナメント1回戦を行う形になります。

ブログにコメントをいただいて初めて気が付いたのですが……今回のシード校は、全てトーナメントの右半分に偏るという形になっていました。以前は決勝トーナメント開始前に再抽選が行われていたので問題なかったのですが、シード校がトーナメントの片方に偏るというのはおかしな話ですね。例えば、シード校は(ACEG)の4つのブロックのいずれかに振り分けるなど、再抽選を行わない場合のシード校のあり方についても決めておくべきでしたね。

また、再抽選を行わないことで、予選のブロック分けを終えた瞬間に、運の善し悪しが目に見えて分かりやすくなっていたと思います。今回は、E~Iまでの右半分のブロックに、高段位者を複数擁する高校が偏るような形となり、予選リーグでのつぶし合いが行われました。

だけど、今回の大会で配布されていた『全国高等学校小倉百人一首かるた選手権30年の歩み』で今までの大会を見ると、激戦ブロックに入ったチーム同士がまた決勝リーグで戦うようなことは過去にもあるわけで、今回の組み合わせが前例がないほど偏りすぎているわけではなさそうだった。

何はともあれ、うちの高校の立場としてみれば、去年の『暁星高校』『静岡東高校』と3校のブロックに入ることになった去年と比べると、くじ運は良かったなと思いながら団体戦に臨むのでありました。

<つづく>

5 Comments

  1. 準優勝おめでとうございます。かるたに関してはズブですが、臨場感が伝わってきました。組合せの件ですが、私のスポーツをしていたので、一つの案を。かるたは段位があるようですので、選手の合計段位と過去数年の成績でFIFAランキングのように、全参加チームに順位をつけて、8チームずつ第1から第4シードまで振り分けて1チームずつ引き、グループリーグ4チームを決める。同県対決はこの時点で避ける。そして、決勝トーナメントは、最初に決めた上位のシードチームが下位のシードを引くようにする。同シードの場合は上位ポイント数が優先。仮に第1シードが4、第2シードが4勝ち上がった時は全て1回戦は第1対第2。勝ち上がりが同様に6と2の場合は第1シード上位2チームが第2シードの2チームと対戦し、残りはフリー抽選。手間はかかりますが、現行よりは偏りが減るのでは。

  2. ご意見ありがとうございます。
    他の競技やスポーツの制度を取り入れることは非常に良いことだと思います。

    ただ、地域によって段位取得の難易度が変わってくるので、今度は地域による偏りが発生してしまいます。
    段位取得には全国各地で行われる大会で入賞する必要がありますが、交通の便が悪い地域の人は段位取得するための機会が減ってしまいますからね。
    競技かるたに採用するには、色々と問題があるかもしれません。

  3. >今回の組み合わせが前例がないほど偏りすぎているわけではなさそうだった。

    すみません。そうは思わないというか、この考え方でよしとしていいのかなという疑問が大きいです。

    OBさんからもありましたが、シード校や抽選会の制度について、もう一度話し合われるべきだと私も思いました。アニオタ三年巨オタ八年のような姿勢は評価されるべきだと思います。
    今大会は決勝トーナメントの抽選会がなくなって2回目の大会です。
    どうにか改善に向けて動いていけないでしょうか?

    ブログでも問題点については書かれていますので、対策案は意外とすぐに見つかると思います。

    シード校をACEGのブロックのいずれかに振り分ける案は私も大賛成です。
    他にも2つほど例を思いつきましたのでこの場に書いてしまいたいと思います。

    ・決勝トーナメント(二回戦以降用)開始前再抽選の復帰

    なくなった理由が時間の関係だということは分かるのですが、決勝トーナメント用抽選は出来ない話ではないと思います。以前のように全校を集め、結果発表をしてやる必要はないので、それを省ければ…と思います。
    3校ブロック上がり同士の決勝トーナメント一回戦はいまのままでいいと思いますが、その間に時間があると思うのです。
      各会場間の連絡を取ることを前提として、決勝トーナメント組み合わせ抽選を予選ブロック三試合が終わったその場でくじを引かせる、
    もしくは予選が終わったと同時に予選突破校の代表者が歓学館に行き、決勝トーナメント2回戦以降の(こうなると3校ブロック2組で1ブロックH-1、H-2ブロックという風に分けたほうが自然かもしれませんね)くじを早いブロックから引いていく
    などすればできると思います。いくらでもやりようはありそうです。

    ・シード校を増やす

    シード校同士が早い段階で当たりあうと、どちらかは翌年のシード校ではなくなります。同じように、ベスト4に値する高校も予選ブロックでぶつかり合うことが出来ます。これはこれでゲーム性はあるのですが、

    地方ごとに選抜されたシード校を作るのはどうでしょうか。例えば、東北地区選抜シード、関東地区選抜シード、中部地区選抜シード、北陸・近畿地区選抜シード、中国・四国地区選抜シード、九州地区選抜シードなど。(地区分けの仕方などはあとから考えるとして)
    “各地方の代表校によって他薦で選ばれた地方シード校”(高校野球の地区予選のシード校設定に使われる方法)を作り、昨年大会のベスト4と合わせてシード校が予選ブロックの数になるようにすればバランスもよくなるはずでは。

    などですかね。
    今回のようにシード校や有力校が偏ることも稀なのでもしかしたら対処しなくてもこれから上手くいくのかもしれませんが、問題点が浮き彫りになりましたから。
    ちょっと書いてみました。

  4. >すみません。そうは思わないというか、この考え方でよしとしていいのかなという疑問が大きいです。

    僕が述べた『前例がないほど偏り』というのは、あくまでもいわゆる強豪校同士の偏りについてであり、シードに関する制度上の問題による偏りとは別の話です。
    誤解されるような書き方だったかもしれませんが、僕も今回の組み合わせの方法については疑問に思い、改善の余地があるのではないかと思います。

    記事では書きませんでしたが、個人的には予選を9ブロックにするのではなく8ブロックに分け、各ブロックが出来るだけ偶数チームになるように振り分け、それぞれの1位が決勝戦に進むやり方にしてみてはどうかなと思ってます。

    これは、囲碁の高校選手権のやり方なのですが、各ブロックは必ずしも総当りで争うのではなく、「スイス式トーナメント」を採用して1位を選ぶようにすれば、時間的な問題も少しは解消されるはずです。
    今回の例で言えば、H・Iブロックをひとつにまとめて6チームにすることにより、全てのチームが全国の場で3試合以上体験することができ、予選が終わるまでの時間も短縮できたと思います。
    ただ、この場合は試合を行うチームが増えるということになるので、場所的な問題で今回このやり方が採用できたかどうかは不明です。

    時間的な問題、そして場所の問題……近江神宮ではなく、もっと大きな会場で大会を開くようにすれば様々な問題が解決するような気がしますが、大人の事情があるでしょうからそれは難しそうですね。

  5. 議論が白熱してますね。参考までにFIFAワールドカップでのシードの決めた方を書いときます。W杯は8グループ×4チームの32カ国参加です。シードは8チームで、この8チームはグループリーグでは対戦しません。シードの1チームは開催国で残る7チームはどう決めるか大まかに言うと、過去2大会の成績を元に優勝国が32ポイント準優勝が31ポイント、以下1点ずつ減り、勝ち点と得点を元に32位まで決め32位(参加国中最下位)が1ポイントとします。なお地域予選で敗退して本大会にでられなかった国は0ポイント。このポイントが前回大会なら2倍になります。仮にドイツが2010年大会に参加する場合、2002年が準優勝で2006年が3位ですのでポイントは、31+30×2=61となります。高校選手権は、最大で3回出るチャンスがあるので、過去2大会を評価対象にして、直近の大会の成績の比重を上げるというのは、利に適うと思います。門外漢の考えですが。

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