決まり字の最後の音を強く覚える

まだ僕がB級の頃だったと思うのだが、ある先輩と試合をした後に、お手つきを減らすためのテクニックとして「決まり字の最後の音を強く覚えると良いよ」という話を聞いた。

暗記をするときには、多くの人が決まり字を頭の中で声に出しながら覚えていると思う。そのときに、「あきの」と普通に覚えるのではなく、「あき!」と、最後の文字を大きな声で叫ぶようなイメージで暗記するという技だった。

僕は、一音目の反応は遅いのだが、決まり字のタイミングでのお手つきが多かったので、この話は非常に興味深くてすぐに実践に取り入れた。その結果、ちょっぴりお手つきが減って、暗記の精度も増したような気がします。

札を暗記し終わってから、頭の中で場にある札を思い浮かべると、「あの札の決まり字の最初の文字は暗記できているけど、最後の文字が分からない!」という事が時々起こります。例えば、「かぜ」までは覚えていても「かぜを」なのか「かぜそ」なのかが曖昧だったり、札が読まれて大山札を囲ったは良いけど、最後の文字を覚えていなくてこっそり札を確認してから取ったりということを経験したことがある人も多いと思います。

しかし、逆に「あの札の決まり字の最後の文字は暗記できているけど、最初の文字が分からない!」という事はまずないと思います。最後の文字が「そ」だとは覚えているけど、「かぜそ」なのか「わがそ」なのかが曖昧なんて人はまずいないはずです。

決まり字の最初の文字を覚えることはもちろん大事なのですが、決まり字の最後の文字をしっかり覚えることも同じくらい大事だと思っています。しかし、どうしても最初の文字と比べると、最後の文字に対しての意識が弱くなりがちなので、強く覚えることでその意識を強めようというのがこの方法の目的です。

この考えが正しいかどうかは分かりません。だけど、決まり字前後のタイミングでのお手つきが多い人は、少し試してみるのも良いんじゃないかと思います。

4 Comments

  1. ずっと我流でやってきている私(C級です)にとって、またまた参考になります。

    相手陣に「かぜを」、自陣に「かぜそ」があるとします。
    相手陣「かぜを」を強く暗記しているつもりなのですが、いざ読まれた時、相手陣まで行ってるのに一瞬迷い、相手に戻って取られる事がよくあります。
    特に3字決まりの場合が顕著です(泣)

    若くないので、ゆっくりでも上達できればと思います。

  2. 僕が3字の別れ札を取る場合は、基本的には相手陣から取りに行くので自陣は取られてもあまり気にしません。
    なので、取る意識の弱い自陣の別れ札に対しては、逆に「決まり字の最後の音は覚えない」という事をやっています。

    例えば、相手陣「かぜを」、自陣「かぜそ」のときに、両方の札を覚えると取る瞬間に迷いが生じてしまうので、相手陣の「かぜを」を強く覚えて、自陣は「かぜ」と、決まり字の途中までしか覚えません。
    こうすることによって、頭の中には「かぜを」の方だけが暗記されるようになるので迷いが生じる可能性が減り、「かぜ」が読まれたときに相手陣から攻めて「正解だ!」と思ったらそのまま札を払い、「違う!」と思ったら自陣の札に戻るようにします。

    で、このとき「かぜを」を上手く取ることが出来たら、「かぜそ」の札は今まで自分が暗記してきた「かぜ」へと決まり字変化するので、決まり字変化の暗記作業が減ってちょっぴり得した気分になります(笑)
    空札がある「おお」の別れ札などには使えない技ですが、別れ札に対して「相手陣から攻める」という意識で試合をしているのであれば、有効なテクニックのひとつではないかと思います。

  3. 毎度的確なアドバイスありがとうございます。

    即実践してみようと思います。
    たまにしか練習できないので、すぐに身に付くとは思いませんが頑張ります!
    大会近いのに(汗)

  4. そう言えば、もうすぐ大会ですね。
    でも、これは精神論的な側面を持つテクニックですから、試合をしなくてもしっかりとイメトレするだけで効果が現れるのではないかと思います。
    そして、自分にこの方法が合わないと思ったら、すぐに止めるのもひとつのテクニックだと思います(笑)

Sorry, the comment form is closed at this time.