第34回高校選手権観戦記2【予選トーナメント編】

というわけで、今年も高校選手権の感想を書いていきます。

予選トーナメント Cブロック


     武生┓
       ┣┓
     木造┛┣┓
        ┃┃
     益田━┛┃
         ┣
  東大寺学園━┓┃
        ┃┃
     鹿本┓┣┛
       ┣┛
    静岡東┛

高校かるた事情を知っている方が今年の対戦組み合わせを見ると、Cブロックを一番の激戦区だと感じたのではないかなと思います。

一回戦 vs静岡東

いきなり昨年の準優勝チームとの対戦。相手はA級2人を擁するチームでしたが、オーダーの当たりは悪くないように感じました。

鹿本 - 静岡東

  1. 三段(五将) - 四段(副将)
  2. 三段(主将) - 初段(六将)
  3. 三段(三将) - 四段(主将)
  4. 二段(六将) - 二段(四将)
  5. 四段(副将) - 二段(三将)

仮にA級2人に敗れたとしても、他の3人を倒すことが出来れば勝てるなと思いました。そして、戦況としては(1)(3)が負けペース、(2)(4)が勝ちペースの流れ。一番のポイントは(5)の試合となりました。

(5)で行われていた試合は、序盤から相手のペースで試合が進み、あっという間に10枚差ほどの差を付けられてしまいます。詳しい内容は割愛しますが、調子が悪いのではなく相手に上手く取られているなという印象でした。

しかし、そんな中でも彼はしっかりと団体戦を続けて盛り返します。少し前までの練習の様子だと、序盤で負けペースの流れになると一気に負けるような団体戦をしてしまっていたのですが、しっかりと向かっていく気持ちで全員が試合をしているように感じました。

良い雰囲気で試合が進んでいくと、(5)の試合の枚数差がどんどんと縮まっていき、ほとんど同数となります。ただ、相手もそのまま相手に流れを渡すことはしません。そのままズルズルと取られてもおかしくない展開で、しっかりと自分が取るべき札を取って逆転を許しません。相手が好きそうな札が連続して出てしまったような気もしましたが、このとき逆転を許さなかったのが一番のポイントだったように思えました。

そして、相手チームは勝利濃厚なA級2人以外が、別々の札を持つような札合わせを中盤から開始して詰めてきました。確実に3勝で勝ちにいく姿勢に感心しましたね。

その後、そのまま(5)の試合は一気に相手の流れとなってしまい、最終的な結果はこのようになりました。

鹿本 - 静岡東

  1. ×10
  2. ○4
  3. ×14
  4. ○2
  5. ×9

となりました。先に3勝された時点でチームとしての敗戦は決まってしまいました。だけど、最後に残された2人も、負けてしまった3人も、応援するみんなも、最後まで戦って、楽しそうにかるたをしている姿が見れて良かったです。

というわけで、今年の高校選手権は初戦敗退でした。個人個人では色々と後悔などがあるかもしれないけど、僕は良い団体戦だったんじゃないかなと思います。

<つづく>

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