競技かるたにおける定石 その1

「定石」という言葉がある。意味は、三省堂提供「大辞林 第二版」によると、

囲碁・将棋で、ある局面において双方にとって最善とされる一定の打ち方・指し方。長年の研究によって確立されたもので、それに双方が従えばある局面の結果は互角になる場合が多い。〔囲碁では「定石」、将棋では「定跡」と書く〕

僕は、競技かるたの札送りにも、ある程度「定石」というものが存在すると思う。「このシーンでは、この札を送るべきだ!」というものがあるんじゃないかな。囲碁・将棋と競技かるたとでは性質が違うので、万人共通の定石というものは無いかもしれないが、それぞれのタイプや性格などに適した定石というものがあると思う。序盤・中盤はややこしいが、終盤は色んな場面を想像して考えてみるだけでも結構面白い。確固たる意思を持って、どのような場面でどのような札送りをするかを決めておけば、終盤の戦いも少しは楽になるんじゃないかな。

終盤の札送りを想像して考えることは、札がなくても暇なときにこっそり出来る、ちょっとしたかるたの練習になる。例として、3枚vs1枚で負けている状態で相手陣を抜いたとします。その時の3枚の札が、以下のような状態のとき、自陣にある3枚のうちどの札を送るべきかを考えてみてください。

  1. あさぼらけあ、か(く)、おお(え)
  2. わたのはらや、わたのはらこ、せ
  3. は(なの)、ふ、む
  4. あい、おと、ちは
  5. なにわが、なにわえ、なにし

とりあえず5パターン。括弧でくくったのは、決まり字が短くなったという意味です。何を送るか、何故その札を送るのか、送った札を相手が右に置いた場合、左に置いた場合、自陣の2枚をくっつけるのか、左右に分けるのか、残りの空札がどのような状況なのか……色んなことを考えてみるだけで結構面白いと思う。

明日暇だったら、これらのパターンに対する僕の考えを書いてみようと思うんで、皆さんも暇だったら考えてみてください。その結果が正しいかどうかよりも、考えるということ自体が大事だと思います。ちなみに、僕が正しい答えを言える自信は全く無いのであしからず(汗)

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