Post:2011年09月26日
競技線とストライクゾーン
今日は、野球と競技かるたの話をしてみます。
あれは確か2009年ワールド・ベースボール・クラシック
が行われる直前のニュース番組だったと思う。日本とは違うストライクゾーンにどのように対応していくかという内容でした。
その中で、内川聖一
選手(現:福岡ソフトバンクホークス
)の対応方法が興味深かった。流石に詳しくは覚えていませんが、簡単に言うと「ストライクゾーンをずらす」というバッティング方法でした。
ストライクゾーンは、ルールで定められた四角形(正確には直方体)のゾーンなのですが、内川選手はそのゾーンをボールの方向に意識的にずらすことによって、それがボール球であってもミートすることが出来るというもの。
面白い考えだなと思ったとき、「これは競技かるたにも生かせるのでは?」と思った。ストライクゾーンを競技線に置き換えて考えてみる。
一般的に、競技かるたは相手陣をどんどん攻めていく「攻めがるた」のスタイルが有効だと言われています。しかし、それが有効だと分かっていたとしても、暗記しやすくて距離的に近い、自陣を取る割合の方が多くなってしまう人は少なくないと思います。
そこで、競技線をずらしてみます。
競技線「87cm × 札6枚」の長方形のゾーンを取る意識ではなく、それを少し奥にずらしたゾーンを取る意識に変えてみます。
なんということでしょう。匠の手によって、今まで遠く感じられていた相手陣が、まるで自陣であるかのように近く感じられます。
……とまぁ、しっかりと相手陣を攻めることが出来ている人には必要のない考え方だとは思いますが、僕のように攻めが苦手な人はこういう意識で試合をしてみるのも有効かもしれません。
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というわけで、埼玉県で行われた第20回県百人一首大会の記事です。
競技かるたの魅力を、『札を取れた瞬間は、野球でヒットを打てた時に似た満足感があって楽しい』という表現で答えています。野球では一試合で多くても5,6本しかヒットを打つ機会がないのですが、競技かるたは一試合で25回も札を取る機会があります。
競技かるたに惹かれる理由は人それぞれだと思いますが、札を取った瞬間の爽快感は大きな魅力のひとつでしょうね。
