Post:2006年

第30回高校総合文化祭観戦記4【決勝リーグ編】

朝、大学選手権に行く広島大学と熊本大学の子たちを見送り、シャワーを浴びた。その後、地下鉄と阪急電車を使い京都市体育館へ向かったのだが、途中で乗る電車を間違えて間逆の方向に向かっていました(汗)相変わらず方向音痴だな……と自嘲しつつ、なんとか目的の電車に乗って無事にたどり着いた。

今日は、決勝リーグに残っている中で、唯一知っている選手たちが出場している大分県を応援することにした。大分県は、前日に副将の子が肺を悪くしたか何かで入院したということだった。詳しい病状とかは聞いてないけど、早く完治しますように。で、大分県のオーダーはオール2年生のチーム。来年の高校選手権ではこのメンバーをベストメンバーとして、連覇を目指すことになるんだろうね。

大分県の対戦相手は埼玉県。2勝2敗の状態で1人が残っているという試合展開。「2-1」で負けている状態から相手陣を抜いて運命戦になった。このときに送る札は『読まれない札』を送らなければならないのだが、結果的に『読まれる札』を送ってしまい運命戦負け。この試合の結果、準々決勝に進出したのは、『大阪府、東京都、静岡県、埼玉県』になった。

そういえば、この準々決勝では、札の組み合わせが全然違っている場所があり、試合後にクレームがあったようだ。そこで、ふと思ったのだが、『団体戦では、同じ組み合わせの札を使います』という規定はどこにもなかったように思える。単に、運営上の関係でデファクトスタンダードとなっているだけで、組み合わせが違ったからといって、再試合や無効試合とはならない。こういうときには、負けたのを運営側のせいにするのではなく、相手も同じ条件だと思わなければいけないのかもね。だけど……もし、僕が札の組み合わせが違うことによって調子が狂ったら、やっぱり心のどこかで運営側のせいにしてしまう気がする……(苦笑)

応援するチームが負けてしまったけど、他にやることもないので続けて準決勝を見ていると、不思議な光景を目の当たりにした。暗記時間も終わり、そろそろ試合開始かなと思ってみていると、とある選手が役員に呼び出されて前の方へと歩いていった。何かと思ってみていると、役員や審判に囲まれて何かを言われている。これは僕の勝手な憶測なのだが、前の試合での何らかの行為に対して注意を受けていたのではないだろうか?だけど、もしそうだとしても、何故このタイミングなのだろう。暗記時間を終えた後でなければいけない話ではないだろうに……と、思いながらその光景を見つめていた。

準決勝をなんとなく見ていると、相手がお手つきしたときに、飛び跳ねてガッツポーズをしながら『チャンスー!』と叫ぶ選手がいた。うーん……まぁ、嬉しい気持ちは分かるんだけどね。剣道の試合では、一本を取った後ガッツポーズをすると取り消しになるというルールがあるが、かるたの試合でも、相手がお手つきしたときにガッツポーズしたらお手つき無効にしたらどうかなと思った。まぁ、審判が見ていないことが多いかるたの試合では、なかなか実現が難しそうな規定だけどね。

と、色々なことを考えながら試合を見ていると、決勝は『東京都-静岡県』の組み合わせ。結果は、4-1で東京都の優勝でした。

<つづく>

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第30回高校総合文化祭観戦記5【帰宅編】

決勝を見終わった後は、鹿本高校の子たちと一緒に京都駅まで行き、地下街をブラブラしていると福岡県代表の子とばったり遭遇。暇だったので付いていくと、今度は大学選手権を終えた岡山大学と熊本大学の子たちにばったり遭遇。ご飯を食べたて色々とお話をした後に、また熊本県のみんなが泊まっている宿にお邪魔することにした。

そこでは、生徒や先生たちから感想を言っていく場面があったのだが……僕は、また泣いちゃいました(苦笑)今度は泣かないぞって思ってて、あれでもかなり我慢してたんだけどね。

僕は、その日のムーンライト九州で帰った。今度は、特にアクシデントは発生せず、朝の11時ごろに家に到着。いつの間にか、ツクツクボーシが鳴く季節となっていた。

<つづく>

第30回高校総合文化祭観戦記3【予選リーグ編】

熊本県の結果はというと、

対山形県 2-3
対広島県 4-1
対徳島県 3-2

2勝1敗ということで、3戦全勝の山形県が決勝リーグへ進出となりました。試合を見ていると、そこではああすればいいのに……という場面が色々とあったけど、傍目八目だよね。結果から言えば、山形県戦で運命戦負けという惜しい結果でしたが、そのとき相手の力の方が勝っていたから負けただけ。選手たちは良く頑張ったと思います。予選の結果、決勝に進出した都道府県は以下のようになった。

福井県、大分県、山形県、静岡県、神奈川県、埼玉県、東京都、大阪府

予選リーグが行われているとき、僕は会場内をうろついたり、他の選手や応援に来ていた人たちと話したりしていた。そして、ある選手と話していると「今日は、オレを撮りにカメラが来てるんですよ」と言ってきた。始めは何かの冗談かと思ったが、よく聞いてみると、高校生クイズの県代表に選ばれたので取材カメラが来ているようだった。体育祭の団長やって、総文の県代表やって、高校生クイズの県代表……頑張りすぎだよ(笑)その後、取材に来ていたカメラマンに会い、僕も応援コメントを言うハメになったのだが、月並みなセリフを言っただけなので多分オンエアされません。てか、オンエアしないでくれ(笑)彼は8月後半に東京での大会に出場し、テレビで放送されるのは9月1日らしいです。その時に、もしかしたら総文のときの様子も流れるかもしれないので要チェックです♪クイズ頑張ってきてねー☆

その後は、熊本県のみんなが泊まっている宿に行って、Club 岡部広子さんと鹿口センセと真面目にかるたのお話。気が付いたら1時近くになっていて、交通機関はもう走っていない時間。現在地は七条で、僕が泊まる予定の宿は二条……仕方がないので歩いて帰りました(涙)1時間程度でなんとか宿に着くことが出来た。その宿では、明日の大学選手権に出場する予定の広島大学と熊本大学の子たちが既にご就寝。こんなに遅い時間に来ちゃってごめんね↓↓明日は、大学選手権と総合文化祭のどっちを見に行こうかと迷っていたが、総合文化祭の決勝戦は見たことがないのでそっちに行くことに決め、眠りにつくのであった。

<つづく>

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第30回高校総合文化祭観戦記2【試合開始前編】

ムーンライト九州は、博多-新大阪間を走る夜行列車なのだが、百人一首部門が行われる京都市体育館は大阪駅からの方が良いとの事だったので、大阪駅で降りてのりおくんと合流。京都市体育館まで案内してもらうことになった。

阪急電車に乗って西京極へ。会場に着きサブアリーナに着くと、壁に選手たちがつくった名刺が壁に張り出されていた。総合文化祭百人一首部門では、予選リーグの前日に選手数人ずつのグループに分かれての交流会が行われている。この名刺はその時に使用するためにつくられたものなのだが、様々な様式の名刺があった。パソコンで綺麗に作られたものや、プリクラを貼ったもの、アドレスが書いてあるもの、当日に名刺を忘れた人のために用意された名刺まであった。

メインアリーナに入ると、1階にたくさんの畳が敷かれていて、2階の観客席から見れるようになっていたので、開会式を2階から見ることにした。すると、隣で一緒に開会式を見ていたishtvan氏が「新潟県が一番姿勢良いね」と言ってきた。そのときは、審判長が話をしているときだったのだが、選手たちは正座や足を崩していた状態などそれぞれの格好で話を聞いていた。その中で新潟県の選手たちは全員が正座の正しい姿勢で審判長の話に耳を傾けていた。普段は気が付かないことだが、観客席から見ると目立っちゃうものなんだね。

それから、試合開始の準備が始められた。各団体戦ごとに1名ずつ記録係と読み手に待ってもらうために旗を上げる係りがついていた。観客は1階で観戦することは出来なかったので、2階から観戦することにした。そして、1回戦が始まった。

<つづく>

第30回高校総合文化祭観戦記1【出発編】

今から、高校総合文化祭に行ったときの日記を書こうと思います。高校選手権観戦記のときのように分けて書きます。それでは、はじまりー。

今年の高校総合文化祭は京都で行われているので、先々週の高校選手権に続き、またもや京都に行くことになった。ただし、特急・新幹線・ビジネスホテルを使った前回とは違い、青春18切符を使っての鈍行列車・夜行列車・ドミトリーでの節約の旅であった。

まずは、熊本駅から2時間半かけて博多駅に到着。駅では、大学選手権に向かう九州大学のみんなに偶然会ったりしながら、夜行快速列車のムーンライト九州に乗った。で、自分の指定席に座ると……「冷たいっ!」僕は、慌てて立ち上がり席を見てみると、座席が濡れている部分があった。「誰かがジュースをこぼしたのかな?」バッグからタオルを取り出そうとすると、今度は肩に冷たい感覚が走った……どうやら、クーラーから水が漏れているようだった。すぐに乗務員を呼んで応対してもらうと、「クーラーが強すぎるんですかね。弱めてきます」と行ってその場を立ち去った。いや……これは、そういう問題じゃないと思うぞ、と困っていると、再び戻ってきた乗務員に「すみませんが、席を替わっていただけますか?」と言われ違う場所に座ることになった。

僕が旅に出ると、いつも何かしらのアクシデントがあるような気がするけど……気のせいかっ!?で、列車の中で情報を得た組み合わせの抽選結果は以下のようになっていた。

Aブロック 長崎県、京都府、福井県、栃木県
Bブロック 香川県、大分県、岡山県、滋賀県
Cブロック 徳島県、広島県、山形県、熊本県
Dブロック 宮城県、奈良県、静岡県、鳥取県
Eブロック 鹿児島県、神奈川県、石川県、三重県
Fブロック 新潟県、宮崎県、埼玉県、愛媛県
Gブロック 岩手県、兵庫県、東京都、【棄権】
Hブロック 長野県、青森県、大阪府
Iブロック 福岡県、島根県、群馬県

本当は34チームが参加予定であったのだが、棄権チームがあったために33チーム。そのために、4チームで争われるはずであったGブロックは3チームで争われ、HブロックとIブロックはそれぞれの1位同士が対決して、勝った方が決勝トーナメント進出という変則ルールとなってしまっていた。

仮に、全てのチームが同じ力を持っていると仮定すると、決勝リーグに進出できる確率は、A~Fブロックは25%、Gブロックは33%、H・Iブロックは16.7%。あまりにも差がありすぎるように思えてしまう。まぁ何にしろ、明日の健闘を祈りつつ眠りにつくのであった。

<つづく>

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第30回全国高校総合文化祭

文化系の熱い夏、開幕 京都総文 全国の高校生集う(京都新聞)

第30回全国高校総合文化祭の記事です。小倉百人一首かるた部門は、京都市体育館で8月4日(金)に予選リーグが、8月5日(土)に決勝リーグが行われます。僕は高校選手権に続き、この総合文化祭も見に行こうと思っているので、明日の夕方から京都に向けて出発します。

高校選手権では、いろんな人に「泣きすぎ!」と言われてしまったので、今度は試合を見て泣かないように我慢しようと思います(笑)

ひざ痛ぇ!まともに構えられない……

今日も鹿本高校に行って来た。昨日、対戦できなかった子と2試合やった。

  • 対B級 ×13 お手4
  • 対B級 ×9 お手5

なんというか……せっかく、試合をしたいと言ってくれたのに、不甲斐ない試合をしてしまってごめんなさいっ!!実は、昨日の四試合目後半から痛かったんだけど、今日の一試合目で膝がすごく痛くなってきた。まともに構えれなくなったので、右膝にタオルを敷き、構え自体も右膝に負担をかけないようなものへと変えて試合を行った。

だけど、一番の問題は集中力不足だった。一字目(特に子音)が全然分からない札が多く、微動だに出来ない間に相手に取られてしまった札が多すぎた。相手が反応できているということは、読みが悪いわけではなく僕の集中が出来ていない証拠だ。試合をしていて、良い試合をしてあげられなくてごめんっ!という気持ちになっちゃってましたね(汗)

と、いうわけで膝が痛いので、8月は練習しないかもしれません。総文は見に行く予定だけど、その後は私生活も忙しくなるはずだしね。

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高校生合同練習会

今日は4試合やった。

  • 対B級 ×1 お手2
  • 対C級 ○3 お手4
  • 対D級 ○16 お手0
  • 対B級 ○10 お手0

一試合目は、これで29試合目の相手。前半は全然札が取れなかった。僕が出札の内側から札を払い、相手は出札から直接触り払って取られるというシーンが何度かあったのだが、一年前は「札を取るときに内側から全部札を払っているから、出札から直接払うように」と何度も注意していた。この試合では僕の方が出札から入れていなくて、「強くなったものだなぁ……」と関心しちゃっていました(笑)前半はリードされていたのだが、相手が2枚取る間に3枚取るくらいのペースで試合を続けて、なんとか運命戦に持ち込んだ。自陣に残った札は、中盤あたりから「そろそろ出るだろう」と思っていた札だったのだが運命戦まで読まれなかったので嫌な予感がしていたら、案の定相手陣が読まれて終了。これで通算成績は29戦14勝15敗……負け越しだなと、このときは思ったのであった。

二試合目は、約1年ぶり3試合目の相手。正直、試合内容は忘れちゃいました(汗)頑張らなければいけないところで、集中できてなくてお手つきしていたような気がする。

三試合目は、初めての相手。レアキャラでしたね(笑)暗記が不十分だったので、試合中に頑張って暗記していた。決まり字を聞いてから取る札が多かったので、お手つきをしなかったんだと思う。

四試合目は、一試合目にやった相手……また当たるとはね(汗)この試合ではどうしても勝ちたかったので、送り札や札の狙い具合を大会のときのようにして試合を行った。すると、珍しくものすごく集中できた試合が出来て、自分でもかなり納得のいく取りがで出来た。最後は、相手に囲い手崩しを仕掛けて、お手つきをさせて試合終了したしね(笑)試合終了直後には、疲れがどっと押し寄せました。

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高校リンク集を修正

久々に高校リンク集を修正。一応PC用のページなので、携帯からの場合レイアウトが崩れた状態で表示されます。今までは、かるたをやっていた高校や、やっている高校を調べ上げてリンク集をつくっていたのだが、メンテナンスや調査が大変だったので仕様を大幅に変えてみることにした。

このページからは、今までの高校選手権団体戦に出場した高校と、2005年以降に行われた総合文化祭の出場高校へとリンクすることが出来ます。もはや、リンク集というよりはデータ集みたいになっていますね(汗)もし、間違っている情報などがあればご連絡ください。また、2004年以前に行われた総合文化祭に出場した高校のデータをお持ちの方がいらっしゃったら、情報提供していただけると嬉しいです。

第28回高校選手権観戦記7【感想編】

7回にわたって書いてきた高校選手権観戦記もそろそろ終わりにしようと思います。最後は、高校選手権を見ての全体的な感想です。

まず、試合を見て思ったのが「声かけのマナーや、試合中のマナーが悪い選手が(僕の予想以上に)多すぎる」ということだった。声かけについては、団体戦の試合を観戦していた方たちなら知っているだろうが、再三審判から注意がされていた。一番多く注意されたのが、何度も「チャンス」と声かけをすることに対してだった。審判からは「相手のミスを喜んでみんなで威圧するような声かけをするのではなく、自分の試合に集中しろ」というニュアンスの注意がなされた。「チャンス」という声かけについては以前日記に書いた(2006-05-10 「ラッキー」と「チャンス」)のだが、僕も審判の意見に賛成ですね。個人的には、1回のお手つきに対して1,2回「チャンス」と言うのはあまり何も感じないのだが、5,6回も「チャンス」と言うのは見ていて「なんだかなぁ……」という気分になった。

試合中のマナーについては、中腰・立てひざ・立ち上がって札を暗記を続けている選手が多く見受けられた。熊本でそういうことをしている選手がいたら絶対注意するんだけどね。また、手の上げ方が下手な選手も多すぎ。読手と反対側の手を真横に上げても見えないって!最後に極めつけは、主張で嘘をつく選手。主張を聞いていると、明らかに最初に言っていたのと最後に言っている内容が違っている……本当にそういう行為は止めて欲しいです。

今回の高校選手権では、クイーンの取りを見て何かを学ぼうとした選手も多かったと思う。しかし、クイーン自身は前述のようなマナーはしっかり出来ている上で強くなっているのだ。高校生たちは彼女の取りを見て学ぶ前に、まずはしっかりとしたマナーを見習って欲しいものだ。

<おしまい>

第28回高校選手権観戦記6【帰宅編】

僕は、京都から博多までを最終の新幹線、博多から熊本までを最終の特急で帰るという日程を組んでいた。で、新幹線に乗ってゆっくりくつろいでいると、Club 岡部広子氏から大雨のため列車が止まっているとのメールが入った。九州の天気が雨だということは知っていたので、今日は仕方なくネットカフェ等で博多に一泊するか……と予定をたてた。

博多駅に着き、構内の電光掲示板を見てみると、案の定僕が乗る予定の列車は表示されていない。仕方がないので改札を出るときに尋ねてみると「申し訳ございません。本日は大雨のため運休いたしましたので、明日の指定席券に振り替えさせていただきます。ホテルもご用意させていただくので、窓口で受付を行ってください」との事。言われた通りに窓口に行くと、ホテルはJR側で料金を支払ってくれるようだった。これはラッキー♪

僕と同じくホテルに泊まることになった人は2,30人いて、係員の案内で近くのビジネスホテルへと案内され、住所と名前を書いてホテルに泊まることが出来た。そういえば、チェックインからチェックアウトまでの間、自分が乗り遅れたことを証明する切符の提示は求められなかったなぁ……関係ない人がこっそり紛れ込んで宿泊しても、無料で泊まれたんじゃないかなぁ……(笑)

そんな感じで、博多のビジネスホテルに一泊。朝起きると天気は小雨で、列車も復旧していたようだった。福岡で遊んで帰ろうかとも思ったが、疲れがたまっていたのでさっさと熊本に帰ることにした。これで、ようやく僕の旅もおしまい☆だけど、観戦記はもう少しだけ続きます。

<つづく>

第28回高校選手権観戦記5【個人戦編】

高校選手権2日目は個人戦。前日フルで全ての試合を見た団体戦と違い、会場をうろちょろしたり選手たちと話していることが多かった。僕が見たのは、主にC級会場とA・B級会場だったが、前日までと違いユニフォーム以外の服装で試合をしている子も多く、知っている子たち以外はどこの高校だか良く分からないことが多かった。

結果は、鹿本からはA級4位とC級4位で1名ずつ入賞した。A級入賞した子に「僕はまだ入賞したことないのにすごいねっ!」って言ったら、指を差されて笑われちゃいました(汗)別にいいじゃん……しかもその後に、「宗像のとき入賞したら、何かおごってくれるって言いましたよね!?」と詰め寄られた。僕としては、すごく良い試合を何度も見せてもらったことだし、そのことを言われたらおごってあげようと思ったのだが、その場では何が良いか思いつかないらしく保留となった……ものすごく高いものを要求されたらどうしようかな(笑)

また、1週間前に練習を一緒にさせてもらった宮崎大宮からは、2名の優勝者を含む3人の入賞者が出たようだ。後になって気が付いたのだが、優勝した2人は1週間前に僕が運命戦の試合をした子たちなんだよねー。まさしく運命だな(笑)

そんな感じで、楽しい高校選手権観戦の旅もおしまい。後は新幹線とJRに乗って家に帰るだけ。そう思っていたのだが、またもやアクシデントが僕を待ち受けていたのであった。

<つづく>

第28回高校選手権観戦記4【団体戦決勝リーグ編】

決勝リーグ一試合目(準々決勝)の相手は、筑紫女学園高校。オーダーを見てみると主将同士の当たりだったので、そこが勝敗の分かれ目となりそうだなと思った。試合展開は、序盤から両端の2人が負けのペースになっていて、中央の3人はあまり差がないような感じだった。その後、1人はセミダブを重ねてしまい2束負け。だけど、練習のときによく注意していた、イライラしたり、ネガティブになったりという様子は感じられずに良く頑張ったと思う。自分の姿が終わったあとも悲壮感を前面に出すことなく、チームを応援する姿が涙ぐましかった。

試合を続けているのは残り4人。序盤から負けていた子は、中盤以降に粘りを見せてなかなか負けずに頑張っていると、中央の3人もわずかではあるが全体的にリードしてきたように思えた。その後、12枚差、9枚差、8枚差で勝利を決めて、「鹿本3勝!」の声を聞いたときにはもう号泣ですよ(笑)鼻がぐずぐず鳴ってしまい、競技者に迷惑をかけないようにするのに必死だったなぁ……(汗)結局、序盤に負けていたもうひとりの子は最後まで頑張り2枚差負け。個人の記録としては負けなのだが、意味のある負けだったと思う。

決勝リーグ二試合目(準決勝)の相手は、中津南高校。この高校と対戦するときの作戦としては、勝てる見込みの少ないクイーンの場所に、自チームの勝ち頭を当てないことが挙げられる。この試合でのオーダーを見ると、主将・副将・三将のいずれもクイーンと当たらなかったので、オーダーとしては成功だろう。試合展開は、クイーンと試合をしていた子は序盤に札を取ったシーンが見られたので結構頑張れるかなとも思ったが、さすがに相手にしてやられて2束負け。直後にこっちの主将も2束で勝利を挙げ、1勝1敗の状態になった。

その後、12枚差負け(直前の試合を考えると、よく頑張ったと思う……)して、1勝2敗の状態になった。その段階で残りの2組を見てみると、1組はリードしていて1組はリードされているような状態だった。リードされていた子は、終盤に連取を続け良いムードになっていたが、最後は相手がしっかりと取り6枚差負け。勝っていた子もお手つきなどで4枚差負け。これで、対中津南高校は1勝4敗の負けとなりました。

決勝リーグ三試合目(3位決定戦)の相手は、雙葉高校。本人たちのそのときの気持ちや心情を計り知ることは出来ないが、僕には今までの試合よりも元気や勝ちに行くオーラがあまりないように見えた。色々と感想はあるが、ここで言うような事ではないので言いません。結果は1勝4敗で負けでした。お疲れ様でしたっ!

鹿本高校が3位決定戦を行っている横では、暁星高校と中津南高校による決勝戦が行われていた。対戦の当たりとしては、暁星に都合の良い当たりだったのかな?結果は、3勝2敗で中津南高校の勝利で初優勝を修めた。中津南高校の生徒たちは一様に顔をほころばせ、暁星高校の生徒たちは頭を下げ悔しさを隠せないようだった。僕は高校選手権の団体決勝戦を始めて見たのだが、競技線を隔てて明暗がはっきりと分かれている状況が非常に印象に残った。それにしても、観客っていつもこんなに多いのかな?疲れたよ……選手たちはもっときつかったんだろうけどね。

<つづく>

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第28回高校選手権観戦記3【団体戦予選リーグ編】

予選リーグ第一試合は、駒場高校との対戦だった。展開は、先に相手に2勝されてしまうという試合展開だった。だけど、負けてしまった2人ももっと大差がついていてもおかしくなかった試合を頑張ってよく粘ったと思う。そこから残った3人が、5枚差、3枚差、2枚差で勝利。僕は試合中から泣きかけていたけど、最後に主将が「鹿本3勝!」って笑顔で言っている姿を見たときに、どうしようもなく涙があふれてしまい、肩にかけていたタオルで涙をぬぐった。ちなみに、僕が泣いていたのは何人かの子にバレちゃっていました(苦笑)

予選リーグ第二試合は、宮城学院。主将・副将が早めに勝利を決め、その後同時に3勝目4勝目を決めて勝利。まだ一組が試合中だったけど、見ているとまた泣いてしまいそうだったので、チームの勝利が確定した時点でその場を後にした。

予選リーグ第三試合は、徳島北高校。これに勝てば決勝リーグ進出という試合だった。正直、試合展開や試合内容はあまり覚えていません(手元に資料がないし)。この試合は4-1で勝利!またもや勝利が確定したときには泣いてましたね(笑)対戦相手の徳島北高校は2年1年が主体のチームだった。来年も予選を突破し全国に出場するかどうかは分からないが、周りを気にしすぎずにもう少し自分の試合を集中して出来るようになるともっと強くなるんじゃないかなと思った。

これで、鹿本高校初の決勝リーグ進出が決定♪どんな組み合わせになるのかなと思っていると……

中津南‐宮崎大宮
鹿本‐筑紫女学園
暁星‐春日部女子
静岡雙葉‐洛南

九州同士の当たりか……この様に任意の4チームが全て当たり合う確率は、

(42×22×42×22)÷(2!×2!)}÷{(82×62×42×22)÷4! ≒ 0.0857

になるのかな?想像していたよりも確率が高い。まぁ、どこが相手だろうが全力で戦わなければならないのだが、筑紫女学園はよく知っている相手だから、緊張が解けて集中が途切れなければ良いんだけどなと思った。

<つづく>

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第28回高校選手権観戦記2【団体戦開始前編】

朝5時半、自然と目が覚めた。本当はもっと遅く起きて行こうかと思っていたが、せっかく早く起きたので鹿本高校に一緒について行くことにした。京都駅に着くと、同じく近江神宮に行ってかるたをするであろう高校生たちが結構いたので、「今『難波津にー』と叫んだらみんな振り向くだろうな……」と思ったりしたが、さすがに気まずくなるので止めることにした(笑)

で、JRで西大津駅まで行き、そこから歩いて近江神宮に着いた。大学選手権の時に行って以来3年ぶりだが、特に変わった様子はないようだった。入場行進では「みなさん拍手をお願いします」というアナウンスがあったのでずっと拍手していたのだが、みんな全然拍手しないんだね……多分、僕が一番たくさん拍手を送っていたと思うぞ(笑)

人が多かったので、開会式の時には控え室でゆっくりと休んでいた。試合が始まる直前になると、各高校の選手たちがそれぞれのユニフォームに身を包んでいた。ふと気づいたのだが、木造高校のユニフォームに『KIZUKURI』と書いてあった。『KIDUKURI』じゃないんだなー、と思いつつAパートが行われる2階の会場に向かうのであった。

<つづく>

第28回高校選手権観戦記1【出発編】

今から、高校選手権に行ったときの日記を書こうと思います。結構長くなるので分けて書きます。それでは、はじまりー。

僕は、高校選手権を見に行くために、前日から京都に泊まって見に行くことにした。高校選手権が行われるのは滋賀県近江神宮なのだが、宿の関係で京都に泊まるほうが都合が良かったりする。交通手段は、熊本駅から博多駅までJR特急を使い、博多駅から京都駅までは新幹線という方法だ。しかし、大雨のために朝からJRが止まってしまった。一時はどうなることかと思ったが、なんとか約2時間遅れでJR、新幹線に乗り、無事に京都に着くことができた。

京都についてからは、まず鹿本高校が宿泊している宿にお邪魔した。従業員に連れられてみんなのところに顔を出すと、「えーっ!」という声や、従業員に対して「連れてこなくて良かったのに」と言う声が……嘘でもいいから少しは喜ぶそぶりを見せろよっ!(笑)

夕方に、顧問の先生と生徒と観光をしていると、高校選手権に出場する他の高校の子からメールが来て、団体戦の組み合わせを知った。

Aパート 鹿本(熊本)、駒場(東京)、徳島北(徳島)、宮城学院(宮城)
Bパート 前橋(群馬)、東大寺学園(奈良)、筑紫女学園(福岡)、宇和島東(愛媛)
Cパート 宮崎大宮(宮崎)、鶴丸(鹿児島)、宇都宮(栃木)、益田(島根)
Dパート 暁星(東京)、横浜平沼(神奈川)、米子南(鳥取)、ノートルダム清心(広島)
Eパート 膳所(滋賀)、洛南(京都)、梅花(大阪)、玉野光南(岡山)
Fパート 静岡雙葉(静岡)、都城泉ヶ丘(宮崎)、木造(青森)、龍野(兵庫)
Gパート 富士(静岡)、武生(福井)、中津南(大分)
Hパート 一関第一(岩手)、北陸大谷(石川)、春日部女子(埼玉)

さてどうやることやら……と思いながら眠りにつくのであった。

<つづく>

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高校選手権に行って来ます

と、いうわけで明日から京都に行ってきます。僕は方向音痴なのでちゃんと着けるかが心配だ……一応、ネットができるホテルに泊まるようにしたんで、余裕があれば日記の更新や書き込みを行おうと思います。雨が嫌だなー。

かるた部が新聞に掲載

今日の熊日に鹿本高校百人一首競技かるた部のことが写真付で掲載されていました。僕もばっちり写っています(笑)取材は先日の土曜に行われ、僕もその場に居合わせていたので写真を撮られたのは知っていたんですが、どうせ白黒で小さく掲載されるだけだろうと思って油断していた。まさか、カラーであんなに大きい写真だとは……

お母さん!わざわざ親戚に電話で教えなくっていいって!(汗)

宮崎県協練習会【2006年7月】

朝早く起きれたので宮崎の練習に行くことにした。高校生と5試合、社会人と2試合の計7試合を行ったのだが、他県の高校生の全国直前の状態をばらす事になりかねないので、全国が終わるまでは対戦結果は伏せておくことにします。

  • 対C級 ×1 お手2
  • 対C級 ×12 お手7
  • 対C級 ×13 お手2
  • 対D級 ○1 お手2
  • 対C級 ○13 お手3
  • 対A級 ×15 お手1
  • 対A級 ×11 お手2

一試合目は、いつもよりも押さえ手が多かった。また、右側を払うときに右足先などが動いて払うのが遅くなってしまって、簡単に右下段をたくさん取られてしまった。

二試合目は、お互いにたくさんお手つきをしちゃいました(笑)この試合では、前の試合の反省で右側をちゃんと取れるように意識してやったのだが、試合中に「左側に手が出てなかった」とバレていたようだ(汗)で、次の試合では左側を取ることを意識して試合に臨むのでありました。

三試合目……3日連続の練習のためか、そろそろ膝が痛くなってきた。試合をしている途中に気が付いたのだが、今日押さえ手が多い理由は、疲れや膝の痛みのために、いつもの構えよりも低く構えて膝の角度が小さくなっていたんだと思った。

四試合目は、前半は暗記・集中力不足だったが、後半は結構集中できた試合ができたと思う。

五試合目は、暗記があまり出来ていなかったので、暗記が出来ていた札だけを取るようにしていた。試合の中盤くらいまで全く暗記していなかった札があった(笑)

六試合目は、相手陣の取りが悪かった。結果的に相手陣が取れないのはしょうがないことだとしても、取られたときに自分の反応具合や手の出具合が悪すぎだった。

七試合目は、別れ札と相手の反応が早くなかった札を取って、後半に守っただけだった。競り勝ったような札はあまりなかったなー。

今回の練習もお世話になりましたっ!

熊本県代表練習会

  • 対B級 ○13 お手1
  • 対C級 ○11 お手1
  • 対A級 ○2 お手5
  • 対B級 ○1 お手1
  • 対C級 ○4 お手3

一試合目と二試合目は試合内容忘れました(苦笑)多分、僕がお手つき少なくて、相手のミスに助けられて勝てたんじゃないかなと思う。

三試合目は、序盤に相手がお手つき連発してくれたおかげで序盤で大きくリード。確か、「5-21」くらいの状態になった。いつもはそこから自陣の5枚に意識の多くを割いてしまい、相手陣をたくさん守られて差を縮められてしまうので、今日はとにかく相手陣を攻めようと思った。すると、不思議と自陣ばかり読まれて相手に取られてしまい嫌なムードになってきた。

「ここで集中しなきゃ!」と思っているときに、相手陣の札に反応したが空札だったので札の上を通過するような払い手で避けた。すると相手は「触りましたか?」と聞いてきた。完璧に避けたはずなのだが、どうやら札が少し動いたらしい。風で動いたのかな?気を取り直して次の札。同じように、相手陣に反応したが空札。すると、何か言いたそうな相手の視線が……どうやら、またもや札がちょっと動いたらしい(笑)本当に触っていないので、やっぱり払い手のときの風なのかな?でも、札が動くほどの風が本当に巻き起こっているのだろうか……等と考えていると、集中が切れちゃってさらに嫌なムードに。自陣が残り1枚になってもお手つきして2枚になり、再び残り1枚になっても連続お手つきで3枚になり……かなり危うくなってきた。最後は、相手の反応がはやくて相手陣を取れそうになかったので自陣を守って何とか勝利……きつかったー。

四試合目は、序盤から相手の素早い取りに圧倒されてしまった。微動だにしていないうちに札を取られているんだもん(笑)だけど、相手が早くない札をせこく取りつつ、5枚差以内のまま終盤へ。全体的に相手のほうが反応が良かったのだが、終盤にお手つきしてくれたおかげでなんとか勝利できた。

五試合目は、暗記不足で序盤から簡単に10枚差くらいをつけられてしまったが、相手のミスにも助けられてなんとか勝てた。