Tags:友札
俺のこの手が真っ赤に(以下略
- 対B級 ○8 お手1
- 対B級 ○3 お手3
- 対C級 ○3 お手3
- 対B級 ○3 お手1
- 対C級 ×10 お手3
というわけで5試合してきました。左の自陣を囲って取ってみようというのがコンセプトのひとつだったのですが、成功したのは5試合で1,2回くらいだったような気が……
でも、右自陣よりも左自陣の方が暗記が入りにくくなっているということを再認識出来たのは良かったです。僕の送り札や2枚友札が揃った場合の対応などを考えると、右自陣よりも左自陣の方が試合中の移動が多い。だけど、暗記量が左右同じくらいだから、相対的に左側の暗記が減っているような気がした。
前回までの練習まででダメダメだった、相手陣への攻めは少しは回復したかも。また、ぼちぼち頑張っていきましょうかね。
『DVDでわかる百人一首 競技かるた必勝のポイント』の感想
というわけで、メイツ出版より発売された『DVDでわかる百人一首 競技かるた必勝のポイント』についての感想記事です。渡辺令恵永世クイーン監修によるこの本を読んで最初に思ったのは、「競技者が読んで面白い本だな」ということでした。
非競技者や初心者向けに、決まり字の覚え方なども収録されているのですが、定位置や送り札の考え方や、渡辺永世クイーンのエピソードなど、競技かるたをある程度知っている人の方が楽しめる内容だなと感じました。
それでは、ネタバレありで感想を書いていきます。
『取れる努力をしないで取りたい札』(『モテる努力をしないでモテたい節』の替え歌)
今回の競技かるた替え歌は、グループ魂の『モテる努力をしないでモテたい節』の替え歌です。
まぁ、いつものようにネタですから、実際にやってはいけないような行為等の不適切表現が歌詞中にあってもご勘弁を(汗)
なんだかんだで、競技かるたは努力して練習しないと強くなれませんからっ!
競技かるたマンガ『ちはやふる』第71話感想
今号のビーラブは『ちはやふる』が表紙でしたね。大石天狗堂社製の『ちは』の取り札を払い飛ばしている千早が大きく描かれているのですが、もうこれが13巻の表紙で良いじゃんかと思っちゃいました(笑)
『百色のニコニコ動画』という替え歌をつくってみた
今回の競技かるた替え歌は、『七色のニコニコ動画』の替え歌です。
組曲『ニコニコ動画』の替え歌やニコニコ動画『裏組曲』の替え歌やニコニコ動画流星群の替え歌をつくってきたので、これも作っておきたかったんですよね。
ただ、どうしても英文歌詞の替え歌がうまく出来なかったので省略したり、最後の部分が適当になってしまったりしていますが、そこらへんはご愛嬌ということで。
貫禄の空ダブ
- 対B級 ○3 お手1
- 対B級 ×1 お手7
- 対B級 ×12 お手3
- 対B級 ×13 お手9
- 対B級 ○2 お手3
一試合目は、宇美大会のときの反省ということで「聴く」ということを意識して、構えや取りは赴くままにやってみた。軽く取る札はいつもより増えたような気がするけど、タイミング的には意外とちょうど良い感じだったかも。後半あまり取れないのや、左自陣を相手に気持よく取られるのは相変わらずだったけど。
二試合目は、序盤の相手の取りが素晴らしすぎて手が出なかったので、気合を入れて3字も2字のタイミングで取るくらいの気持ちで試合をすることにした。でも、そういう試合をするとお手が増えるわけで……「ここ」が読まれたときに相手陣友札「この」「こぬ」を早いタイミングで思いっ切り攻めたらお手つきして、すぐに自陣の「こころに」を取りに行ったら、読まれたのは「こころあ」で……空ダブですね、分かります。
気持ち的にはそれなりに良い試合が出来たと思うのだが、技術や暗記がおざなりになった試合でした。最後は「1-2」で勝っているシーンで、自陣に残った札が1字決まりに変化したかどうか迷いがあったために、相手にあっさり抜かれちゃってるしね。
三試合目は、何というか……心が折れちゃった。思いっ切り札を取りに行かなきゃダメだね。
四試合目は、もうごめんなさいとしか言いようがない。
五試合目は、右自陣をあっさり抜かれる場面が多かった。あんな感じで攻めて来られるとリズムが狂わされてしまう(褒め言葉)。あと、手の握りを変えてからは、手を出すときに第一関節に軽い擦り傷を負ってしまうことが増えているので、この試合では少し握りを変えてみた。どういう風にするのが自分に一番合っているのか、まだ全然良く分かってないですわ。
終盤でのお手つきが痛い理由を考えてみた
僕がかるたの戦術等を教えるときは、答えだけではなく理由をしっかりと伝えるように心がけています。例えば『相手陣を攻めろ』という事を教える場合は、攻める事によるメリット(デメリット)伝えて納得してもらった上で練習してもらうといった感じです。
と言うわけで、『終盤でのお手つき』という点についての議論がツイッター上であったので、僕も真面目に考えてみることにしました。
上記リンクにある華郷さん日記での説明としては、『全体の札数からみた札移動の大きさ』というアプローチで、分かりやすくてなるほどなと思いました。だけど、同じ意見だと面白くないので違ったアプローチで考えてみることにしました。
自分が送られて嫌なシーン
まず、相手から札を送られて「嫌だな」というシーンはどのような状況かを考えてみました。主観的な意見ですけどね。
(1)狙っている札が送られる
おそらく、これが一番嫌なんじゃないかと思います。「狙っている」だけではなく、それに準じる「意識を高めている」「一音目で手を出す位置の札」「取る自信がある」といった札を送られてくるのも嫌ですね。
(2)団体戦で札合わせ
団体戦限定ですが、札合わせをされてしまう送り札は嫌ですね。余談ですが、僕が「札合わせ」という言葉を使う場合は、「状況の応じて、持ち札を揃えたり別れさせたりする」という広義の意味で使っている場合が多いです。「札クロス」という言葉と対比して使う場合は、「持ち札を揃える」という狭義の意味で使っています。
(3)送り返される
送った札をすぐに送り返されると、なんとなく嫌ですね。
(4)相手が早い札を送られる
相手が早い(であろう)札をバシッと送ってこられると、「うわぁ、取られちゃうよー」というプレッシャーが来て、ヒヨってしまいますね。
(5)勝っているときに、友札を分ける送りをされる
個人的に、ある程度毎数差をつけて勝っている状況で別れ札が新たに発生すると嫌ですね。別れ札はで自陣が取られたら更に札が送られ、それを怖がって自陣への意識を高めると攻め損じて流れを崩してしまう。また、ダブの発生確率が上がって逆転を許してしまうというのも嫌なんですよねー。
(6)負けているときに、別れ札をくっつける送りをされる
上記と逆のパターンですね。ある程度毎数差をつけられて負けている状況だと、どんどん自陣を攻め込まれているはずので、「せめて別れ札は」と思っているときにくっつけられると、「うぐぅ……」となってしまいます。
送られて嫌なシーンは、いつ発生しやすいのか?
次に、上で挙げた6つのタイプの送り札は、いつ発生しやすいのかを考えてみます。すると、『(4) 相手が早い札を送られる』に関しては、序盤から終盤までいつでも発生するように思いますが、それ以外に関しては、中盤・終盤と局面が進むにつれて発生頻度が高くなっていくように思えます。
「相手陣にあって欲しい札」の割合
では、なぜ終盤になっていくと、僕が「嫌だな」という送り札が増えていくのでしょうか?それは、試合が進むにつれて「相手陣にあって欲しい札」の割合が大きくなっていくからだと思います。
例えば、「25枚vs25枚」の状況で相手陣の札を2枚狙っている場合、その札が送られてくる確率は「8%」となります。しかし、「5枚vs5枚」の状況で相手陣の札を2枚狙っている場合は「40%」と数字が跳ね上がります。(※数学的な話であり、経験則ではもっと高くなるはずですよね)
この例のように、自分が取りたい札や、そのまま相手陣にあって欲しい札が送られてくる確率は、終盤になればなるほど高くなっていきます。
序盤から終盤までずっと、全ての札を平等に愛してあげて取りにいくのが理想なんでしょうけど、序盤は意識があまり高くない札があるのが現状でしょう。それに対して、終盤だと相手陣にある札は意識が高い札ばかりになっているはずなので、その時に札が送られると痛いですよね。
まとめ
よって、「終盤でのお手つきが痛い理由」を簡単にまとめると、「終盤になると、そのまま相手陣にあって欲しい札が送られてくる可能性が高くなるから、お手つきによるダメージも高くなる」というのが、僕が考えた末に出した答えです。
あれ……ちょっと待てよ
だけど、この考えを別の見地で言い替えてみると、「終盤で相手陣を取るのは効果的」や「終盤で自陣を抜かれると痛い」となりますよね……
結局、終盤は何もかもが大事なんじゃん!笑
うーん、説明として上手くまとめられたかどうかは微妙だけど、考えてみるのが面白かったから別にいいや。
ニコニコメドレー「いろはかるた」(松組)の替え歌をつくってみた
今回の競技かるた替え歌は、『ニコニコメドレー「いろはかるた」(松組)』の替え歌です。どうやら、半年以上替え歌を作っていなかったようです。
かなりネタ切れ状態なので、今までの替え歌と似通っていたり流用していたりという部分が多いです(汗)
明日は宗像大会ですねー
- 対B級 ○2 お手4
- 対B級 ○6 お手3
- 対B級 ×7 お手3
- 対A級 ○4 お手2
一試合目は、終盤な大事なところで右自陣を抜かれたんだけど、相手が送って来なくておかしいなと思ったシーンがあった。右下段の一番外の札が出札で、触ったタイミングは同じくらいだったけど、相手は札直で僕は一枚内側から払った感じだった。
試合後になぜ送らなかったのかを尋ねると、札直で取りに行ったのに何故かそのとき既にに出札が浮き上がっていて触れなかったとのこと。札が妙な動きをすることもあるんですね(笑)明らかに僕は取られたつもりで払った札を取りに行ってないのに、それでも札を送らないのはある意味あの子らしいけどね。
二試合目は、相手の早い札が取れなかったので、姑息に取れる札を取りに行っていた感じ。本当は、相手の早い札を更なるスピードで取りにいくべきだったかも。自分に甘えて、取らなくても良いやという札を作りすぎた感じだった。
三試合目は、中盤に差し掛かる頃にすっごく気合を入れて試合をし始めたんだけど……途中でバテて集中が切れてしまった。自分が取る予定でくっつけている友札を、スピード勝負で抜かれちゃうとテンション下がりますな。
四試合目は、明日の大会への向けての総仕上げということで、一定以上の集中を保ったまま一試合をやってみようと思っていたんだけど……相手が札を送り忘れているのを指摘しようか迷っていたら、自然と集中力がなくなっていましたとさ。うーん、ダメだな。でも、終盤の戦い方は珍しくうまく出来ていた感じだった。
明日は約三年ぶりに公認大会に出場するわけですが……いつも通りに眠れるか、緊張しちゃって眠れないのか、今日の夜から僕の戦いが始まります。
僕はかなり緊張しやすい性格なので、いつものように観戦しに行くついでにちょっと試合しちゃおー、くらいの気分でいようと思います。
『ひ』札が3枚全部自陣にあったらどれを送るか?
先日の試合での事だった。相手陣には『ひさ』『ひとは』『ひとも』の3枚があり、序盤で『ひとも』が僕へと送られた。そして、何枚か札が送られた後の送り札が『ひさ』だった。試合が終わった後の会話は確かこんな感じでした。
僕「こういう時に『ひと』じゃなくて『ひさ』を送る技を教えたよね?」
※「言われると思いました(笑)確かに教えられましたけど……嫌なんですよ」
僕「送り札の2回分も『ひ』に使うってもったいなくない?」
※「でも、『ひと』を分けたいんですよ」
僕「ダブったくせに(笑)」
以前も書いたことがあるような気がしますが、『ひさ』『ひとは』『ひとも』の3枚とも自陣にある場合の送り札について書いてみようと思います。
送り札って難しいね
気分転換に、送り札についての戦術的な文書を作ってみようかと思ったのだが……難しいですね。初心者に対しては、友札を最優先で送らせるようにして、なければ単独札を送らせるようにしておけば良いと思う。友札はくっつけるより別れさせた方が難しいから率先してその状況を作り出させるようにし、単独札を相手陣に置くことによって攻めの意識を高めてもらうという狙い。
でも、ある程度成長した選手に送り札を教えるとなると結構難しい。選手によって取り方や考え方が違うので、「こうするべき」ではなく「こういう考え方もある」という教え方にするのは大前提だと思うのだが、改めて自分の送り札に対する戦術を洗い出してみると、説明しづらい部分が多いことがあるのに気がつく。以下、頭に浮かんだワードを箇条書き。
- 友札より単独札を送る
- 枚数が多い札は後回し
- 空札枚数が多い札も後回し
- 自陣の左右に分けた友札は、送ると同時に札を移動させる
- 空札のときに相手の動きを見ておく
- 中盤以降は「残しておきたい札」以外を送っていく
- 大差で負けているときの送り方
- 送り返されたとき、もう一度送るかどうか
- 別れ札を送られてくっつけられたとき、送り返すのは逆の札にするかどうか
- 大山札の友札を送るのは後回し
- 終盤に勝っているとき、負けているときの別れ札の扱い
- 運命戦で自陣にあって欲しくない札は送っておく
- 送り札の選定に時間をかけすぎない
- 送り札だと見せかけて、実は単なる札移動
- 別れ札で相手陣を取ったときのセオリー
- かっこいい送り方
- 母音で始まる札をあまり送らない理由
- 同じ音でも、決まり字が短い方を送りたい理由
- 同じ2字札でも、決まり字変化した2字札を送りたい理由
- 3枚札が全て自陣にある場合の送り方
- 団体戦での送り札
- 狙われている札を、敢えてすぐには送らない場合
- その音に対するお互いの相対的な反応速度で送り札を決める
- 自分の苦手なゾーンから送る
- 相手に不利で自分に有利な送り札が最強
- 運が悪いときの送り札
- 前の試合での取りが良かった札を送ってみる
- 練習と大会での送り札の違い
- 指導する立場での送り札
一部、見習うべきではない項目やどうでも良い項目がありますが無視してください。あくまでも僕の考えなので(笑)で、これらにしっかりとした理由や意図を付け加えたり、具体的状況を提示して文章にするとなると……すごくめんどくさそうだぁ!やっぱり、試合で感じ取ってもらったり、実際に話して教えるのが一番楽ですわ。
あ、そう言えば、うちの生徒の新入生でこのブログを見ている人はいるのかなぁ……とりあえず新入生は難しいことを考えずに、友札と単独札と決まり字短い札を送っておけば良いと思います。試合を重ねていけば、そのうちに送り札についての戦術が分かってくるので、難しいことはそのときに考えちゃいましょう。
気分転換に定位置を変えてみることにした
というわけで、新入生にどのように定位置を教えるかを考えるついでに、自分の配置をいじってみました。見て参考になるかどうかは分かりませんが、ネット上に定位置を晒すA級選手って僕くらいでしょうから、見たい方はご自由にどうぞ(笑)
今回は12枚の定位置を変えてみました。ついでに、友札が2枚揃った場合に左右に分けているかどうかをはっきりさせるため視覚化してみた。まぁ、予想通り左側の友札は左右に分けてばっかりだな(汗)
いい加減に一字札の定位置を固定させたいんだけど、現状では下段の内側の左右に置いている感じです。
ふと思いついたのだが、「ひとは」「ひとも」の札って3字札の中で最も早く取れるような気がした。普段から「ひ」決まりになって反応する機会が多くなっているので、一字目で無駄に早く反応してお手つきしちゃうんですよね。というわけで、右中段から苦手ゾーンの左中段に移動。そして、左下段にあった「ひさ」を右中段に移動。
「あけ」は早く取れた記憶がほとんどないので左中段から右側に移動させたかったけど、右側には「あき」があるんですよね。僕には無理だけど、「あK」で反応してする相手が案外いるからとりあえず浮かせてみることにした。
「よ」の4枚は一年前の配置に戻した。
「や」の4枚は、おそらく5割以上取れてはいないので、気分転換に2字札と3字札の場所を逆にしてみた。
今回は、明らかに期待値が低い札を移動することにしたんだけど、どんどん偏りがある配置になっているような気がするなー。まぁ、気のせいということにしておきます!笑
Javaで作られた本格的な競技かるたゲーム
というわけで、Twitterの方で紹介したのですが、Javaで作られた本格的な競技かるたゲームを見つけたのでご紹介します。
Javaが動作する環境でのブラウザで遊ぶことができます。ケータイでは遊ぶことができません。
このゲームで特筆すべきは、既存の競技かるたゲームではあまり実装されていなかった「札の払い」「札移動」「空札」等に対応している点ですね。経験者も楽しむことができる出来になっていると思います。特に、決まり字を覚えてみたは良いけど対戦相手がいない、という方にオススメです。
以下、何度かゲームで遊んでいて気がついた点を書いてみます(Version 0.10)。
A級が強すぎる
はい、ボロ負けでした(涙)決まり字ちょうどくらいのタイミングで札を取ってくるので、相手陣が一度も取れませんでした。友札をくっつけても決まり字のタイミングで取りにくるのが唯一の弱点かな。決まり字変化に対応しているかどうかはチェックできませんでした。
札が歯抜け状態になる
競技かるたの試合では、格段に並べられた札の中央部分の札がなくなったときに、外側に札を寄せて隙間をなくすのが一般的です。初期状態ではすべて外側に寄せてあるのですが、試合が経過するにつれてバラバラになってくるのが少し違和感を感じました。
ダブが実装されていない?
詳しく確認はしていませんが、相手陣をお手つきしながら自陣を取られたとき、ルール上は札が2枚送られるはずなのに、1枚しか送られていないような気がしました。
最後に
個人的には、ネット上で遊べる競技かるたゲームとしては一番の出来ではないかと思いました。これからも機能追加の予定があるそうなので、バージョンアップを楽しみにしています。
『「うか」「うら」★守り抜け』(『ルカルカ★ナイトフィーバー』の替え歌)
今回の競技かるた替え歌は、samfree氏か作曲した、ボーカロイド『巡音ルカ』のオリジナル曲『ルカルカ★ナイトフィーバー』の替え歌です。
この曲と競技かるたの両方を知っているという人は、一体どれだけいるのだろう(汗)
僕は、練習の時には自陣の友札は積極的に送っていくタイプなんですが、勝ちたい試合の時には積極的にくっつけておくタイプです。((屮゜Д゜)屮 カモーン)